表千家一期一会

実家にて

名古屋で一人暮らしをしている
実家の母に
会いに行ってきました

卒寿を迎えても尚
昔と変わらずに
床の間に季節の掛軸を掛け
花を美しく生けている母に
あらためて尊敬の念が湧いて参ります


五月のお節句が近づくと
お座敷にはいつも赤鍾馗が掛ります

子供の頃は
夜になると
この掛軸の前を通るのがとても怖くて
なるべく床の間を見ないようにして
走りぬけていました

今見ても
目にすごみがあって
今にもこちらへ飛び出してきそうです

誰が書いたものだろうと思って
近づいて見てみました

始めの二文字の意味は
よくわかりませんが
角鹿藩東山筆
と書いてありまして
検索しましたたら
江戸時代後期から明治時代
越前敦賀藩主に仕え
後に大坂に住んだ
石垣東山という画家だったことが
わかりました

母に
来年のお茶会をする時
貸してもらってもいいかしらと
尋ねたら
それはうれしいねー!と
喜んでくれました
************
実家で母とのおしゃべりを楽しんだ後
帰りに滋賀県近江
中山道沿いにある
「茶ろん 坪六」という
日本茶カフェに立ち寄りました 
築120年の旧商家を改装したお店です

新緑の美しい中庭を眺めながら
和菓子とお抹茶をいただきました

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