今日は、樟葉生涯学習センターにて、くすのき会による「お茶の作法一日体験」を開催しました。
この催しは、茶道初心者の方に、お茶の点て方、飲み方などの、基本的な作法を学んでいただく体験教室で、社中の皆さんと共に3年前から始め、年に2回ほど行っています。
実は、8回目を行った今日、3月14日が、大石順教さんという数奇な運命を生きた一人の尼僧の誕生日だということを、本日参加された方から教えられました。
私にとって、かねてから順教さんは不思議なご縁を感ずる人でしたので、この偶然はとてもうれしい驚きでした。
気楽にお茶の作法を体験して、より多くの人に、普段の生活の中で、お茶に親しんでいただきたいと願って開いているこの催しを、順教さんがあの世から応援してくださっているような気がしました。
今日は、参加された6名の方々から、お茶についてのさまざまなご質問が出されました。
茶道にどっぷりとつかっている者には気づかないような、色々な疑問が次々にとび出して、楽しくまた充実した雰囲気の中で、2時間があっという間に過ぎていきました。
*今日のご質問から・・・
・お茶会では道具をほめなければいけないと聞きましたが、何もわからないのに、どうやってほめたらいいのかわかりません。
・お茶会に行くと、茶杓は拝見したりするようですが、茶筅は拝見したり作家をたずねたりしないのですか?
・お茶は、三口半で飲むと聞いたことがありますが、それ以上で飲んではいけないのですか?飲んだ後、必ず音をたてなければならないのですか?
・お茶会の途中は、静かにしていなければならないと聞きましたが、しゃべってはいけないのですか?
・茶道の流儀には表千家と裏千家があると聞きましたが、千利休の流れをくんでいるのはどちらですか?
・大寄せ茶会とは何ですか?茶事とは四畳半でするお茶会のことですか?
・隣の人に「お続きいかがですか?」と伺う時に「もうひとついかがですか?」などと言ってもいいのですか?
・隣の方から「お続きいかがですか?」と尋ねられたら、なんと答えたらいいのですか?
・次々にお茶が運ばれてきて、隣の人が飲んでいる時にも、「お続きいかがですか?」とか「お先に」などと挨拶しなければならないのですか?
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tomoko
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