本日は
曙会月釜に出かけて参りました
今月の席主は
寛澄侑子先生でした
寄付には
見事なつやのある
とても厳かな雰囲気の
払子が掛けられて
思わず背筋が伸びました
席入りする前に
会記を拝見していると
ドイツ製やフィンランド製の
お道具が記載されていて
もしかしたら
クリスマスに因んたお道具組かしら?と
ワクワクしてきました
席入りしますと
お床には
宙宝和尚「本来無一物」
そして
目にも鮮やかな
コバルトブルーの下蕪花入
運ばれてきたお菓子は
まさに
聖夜をイメージした美しい主菓子と
クリスマスツリーや星の光などの
色とりどりのお干菓子!
一気にパーティ気分です✨
お点前さんが着座され
棒ノ先建水から
駅鈴蓋置を手に取られると
えも言われぬ
可愛い鈴の音が。。。
正に
クリスマスパーティのスタートです♪
私は少し高座させていただき
四席目に座りましたので
自分の飲んだお茶碗だけでなく
三客様までのお茶碗も拝見できて
楽しい思いをさせていただきました
席主様は
膝を傷められて
長時間の正座がお辛いとのこと
それでも
椅子に腰掛けて
にこやかにお道具の説明など
たっぷりとお話を伺うことができ
嬉しく思いました
お茶杓の御銘は
「緑毛」
寛澄先生には
まさに「緑毛の亀」の言葉どおり
末永くお元気で
ご活躍いただきたいと思います
お席の後
鶴屋八幡さんの一階店舗にて
2月2日懸釜の
お菓子の相談をさせていただきました
令和7年の節分の日です
お客様の心と一つになって
新春を寿ぐ
楽しいお席になると
いいなあと思っています
鶴屋さんを出た後
御堂筋を歩いて
湯木美術館に向かいました
『秋季展 茶道具で旅する』
今回の展示は
「土地」に注目して
日本国内の様々な場所に焦点をあて
和歌からとられた「銘」
「武蔵野」などの土地のイメージ
また
日本各地の「国焼」といった
さまざまな角度から
楽しめる内容となっていました
個人的には
昨日のブログに取り上げた
「盆の添った国焼茶入」を
拝見して
タイミングの良さに
心が躍りました!
それは
瀬戸肩衝茶入 銘『飛鳥川』
「唐木の丸埋物文様がある四方盆」
それと
五種類の仕服が添っていました