このところ、膨らみかけた桜の蕾も思わず身を震わせるような、厳しい寒の戻りが続いています。 こうして、季節がゆっくりと歩を進めているうちに、早くも卒業式のシーズンが近づいてきました。 若い頃、人生の大きな節目であり、旅立ちの時であった夫々の卒業式に思いを馳せますと、今さらのように、かつての恩師への感謝の気持ちがわいて参ります。 『洗心』 安藤勇先生筆 (昭和43年度 名古屋市立鳴海小学校校長) 花入れ 旅枕 丹波焼 花 胡蝶侘介 雪柳 茶筅飾 早蕨 鼓月製 芽吹く 亀屋良永製