表千家一期一会

11月稽古場 5



「松樹千年翠」
大徳寺黄梅院太玄師


今日は
午前午後共にお二人ずつ
お濃茶の稽古をしていただきました



季節は冬に向かっているとは言うものの
どちらかというと
小春日和の穏やかな日々が
ゆるゆると続いています


とは言え
霜月も気づけばもう半ばを過ぎました


そろそろ
初釜の予定を考え始めなければなりません
本日
青忠ヤ入れと柳を注文しました




主菓子 移菊(うつろいぎく)




干菓子  柿ゆべし

碌々斎好写しの独楽菓子器に盛りました

この菓子器は
比較的お菓子が盛りやすいので
これまで度々お稽古で使って参りましたが

実は
どこを正面にしたらよいのか
よくわかりませんでした

お使いになる先生によっても
違いがあるようです


私の使っている物はお稽古道具なので
花押もありませんし
はっきりした自然の木目を
どのように扱うのかわからないまま
毎回悩みながら正面を決めていました


今日もまた稽古場で
どこを正面にするのかという話になり
あらためて少し調べてみましたが・・・

建築用語で
木材の取り方によって
板目・柾目・杢目とあって
大工さんは木目を見て
その木の上下を考えて扱う

というような説明などから類推すると
丸い目玉のような所を下あるいは下座に
したらよいのかなと思いました

あとは
使う人の好みに任せるということも
あるのかもしれませんが。。。







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