いよいよ
風炉の季節となりました
今日は
道安風炉に灰を押しました
「本勝手の場合
風炉はひねってあるので
峰は左の爪の中ほどを通り
他の二本の爪の外側を通る円にする」と
本に書いてありますので
毎年
本に従って
峰が「左の爪の中ほど」を通るように
円を作っているのですが
このことに関し
以前から疑問に思っていたことがありました
一文字灰の場合なら
風炉を右にひずませると
灰の峰が左の爪の中ほどを通るということは
理解できます
しかし
丸灰の場合はどうでしょう
風炉を回転させたとしても
峰の円はすべて爪の外側を通ります
それなのに
なぜ
左の爪の中ほどを通らせるように
峰をつくるのでしょう
何か理由があるのでしょうか
わからないままに
今年もとりあえず
「左の爪の中ほど」を通るように
峰を作ったのですが・・・