表千家一期一会

東洋陶磁美術館と藤田美術館


今日は
地元大阪で開かれている
茶道具の特別展に出かけてきました


大阪市立東洋陶磁美術館

「大坂の陣400年記念事業特別展
黄金時代の茶道具~17世紀の唐物」

第1章 東山御物から侘茶へ

第2章 武家の茶

第3章 新たなる美意識ー高麗茶碗


室町時代から桃山
そして徳川時代へと移りゆく中で

茶人の求めた美の変遷を
数々の最高の茶道具により
たどることができました

大名物の国宝 油滴天目 

しっかり拝見してきました!


天目台は
必ずしも茶碗と共に伝来したわけではなく

日本で茶碗を所有した茶人が
それぞれの美意識で
茶碗に合う台を取り合わせたということ


箱の中に
天目茶碗や天目台が
どのように収められていたかということ


こういったことも
今回初めて知ったことでした






藤田美術館



「組む楽しみ」

今回の特別展では
茶事でもてなす際の道具を組んで

春・夏・秋・冬
それぞれの季節の趣向で
展示されていました


私は
こういう展示のしかたがとても好きです

一会のお茶事を
頭の中でイメージしながら
拝見していると

私には手の届かないところにいる
どこかよそよそしい道具達が

俄かに
自分の方に近づいてくるような気がして
親しみ深く感じられるからです


とにかく
こんなお茶事に招かれたらと
想像するだけで
わくわくしてきますmeromero
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