JUN ROAD Ⅲ ~ラテン系半島人~

アナタがかつて 描いた「その日」共にHuntしてまいりましょう !

誰にでも(ひきこもり状態でも障がいを持っていても)選ぶ権利 あるんです! 

2019年12月06日 | 日記・エッセイ・コラム
う~ん・・・ やっちまったねぇ・・・


これから お届けする お話を 聴いた際

まず出てきた感想デス


ある所に ひきこもり状態の
(ちなみに「ひきこもり」は精神科診断のひとつではありません!!!
 あくまで、その人の「状態像」デス。是非、お見知りおきを😉

Aさんが 家族と共に 暮らしていました


ある時 Aさんの母親が 民間支援団体のZさんより

「僕って(ひきこもり状態の方への)訪問やってるんですよ!」
「ちょっと前に別のお宅に訪問したら、本人さんに会えまして😁

と、聞きました


日頃 「何とかウチの子も、家族以外の人と接触できないものか・・・」

そう切なる願いを持つ この母親は

Zさんに 訪問を依頼しました


ここまでは よくある話

ナンの問題も ございません


ところが・・・


Zさん 母親に 訪問する前日(ほぼ突然)

「明日○時頃に訪問します」と告げます


それを知った姉のBさん

とんでもない! と思いました


そりゃそうです

Aさんにとって 見ず知らずのZさんが

いきなり明日 自分に会いに来る・・・


皆さんならどう思われますか?


自分にとって 知りもしない誰かが

明日 自分に会いにくると

一方的に告げられたら・・・


Bさん 母親に 「止めておいた方が良い!」

そうアドバイスをしました が

母親はその時 

いささか 猪突猛進状態だったのかもしれません・・・

切なる願いがありますから・・・(ここは責められません😴

そのまま 訪問当日を迎えます


Zさん 靴を脱いで まずはリビングへ

そして しばらくして2階へ
(あ~信じられない・・・!)

Aさんの部屋の前に立ち

「Zと言います。今日はAさんに会いにきました」

Aさん
「私はアナタとは会いたくありません。お帰りください」

そう仰ったそうです・・・

普段寡黙なAさんが・・・です


そして あえなくZさんは退散


残ったのは Aさんの

Zさんを始めとした 僕らへの 不信感の増幅・・・でした


あ・り・え・ね・え・!


Aさんは 「逃げ場」 ありません・・・


Zさんが ご自分の家に 「勝手に」 上がり込み

2階に上がってきた時の 緊張・・・ 不安・・・

いかばかりのものだったか・・・


察しても あまりありすぎる・・・


未だに こんなチープなサポートをしてる 

団体があるという現状・・・


では もし私なら どうするか?

①家族面談にて、母親よりAさんの人となりや日常を
 ICF(国際生活機能分類)を活用したアセスメント票
 を活用しながら、丁寧に聞き取る。
 この家族面談を、少なくとも3ヶ月は継続する。

② ①の過程で、Aさんが現在、家族以外の他者を受入れる
 状態かを見極めつつ、月1回ハガキを送る。加えて、
 JUN ROADのブログアドレスを、母親からAさんにお伝え
 願い、閲覧を通じて、僕の人となりを間接的に知っていただく。

③ ハガキを手に取った(取らない場合もある)時のAさんの
 様子を、家族面談にて伺う。

④ ③が良好であれば、そこで始めて訪問について検討を
 始める。
 Aさんには、少なくとも1ヶ月前に、事前にハガキにて、
 訪問日時を知らせると共に、母親からもお伝え願う。
 なおハガキには、会うか会わないかを(自己)決定する
 のはAさんであること。当日でも構わないので、会いたく
 なかったら、その旨、母親にお伝えいただきたいと記す。

➄ 訪問前日、私から母親に確認の連絡。壁を叩く、食事を
 しなくなった等の、ハガキを出す前とは明らかに異なる
 様子が見られたら、Aさんからのご返答がなくても訪問
 を延期する。

⑥ ➄にて変わりない様子の確認が得られた場合にのみ訪問。
 初回訪問は基本、靴は脱がず、自己紹介程度に留める。
 その際、Aさんが2階の自室、あるいはリビング等から、
 いらっしゃらない時は、Aさんがいらっしゃる方に向かって
 「また来ますね!😊」と声を届けて帰る。

⑦ 後日、ハガキにて「お邪魔しました。先日は無事、訪問
 がかない、嬉しかったデス。またよろしければお邪魔
 させていただきます。よろしくお願いいたします」と
 記す。
 
 ※ ハガキの裏は主に知多半島四季折々、森羅万象の
   写真がいつもプリントしてあるマス。
   メッセージは表の下半分に横書きしています。


です ♬ 😊 ♬


これが 私の プロフェッショナル的 サポート(支援)です


Zさんと私

何が どう 違うのか・・・?


皆さん どう思われますか? 😊 


私は 先のエピソードを聴いてから

来年度 県主催で 訪問(アウトリーチ)の

専門研修会 開催いただけないかなぁと

勝手ながらに 思っていマス


我々の プロとしてのスキル向上も

喫緊の課題デス