おはようございます。
私 目下 江戸にて 幕府主催の武士(もののふ)研修 受講中 (*^^)/
当初 そのような ゆくたてから
JUN ROAD 休業
その予定でございました <(_ _)>
だけれども
私の ブログ友達から
ちょっと 捨て置けない 相談があり・・・
ただし
その方の プライバシーを守りたい=僕には守秘義務がある
ので(いくら匿名性が高いブログとはいえ)
かいつまんで(あるいは事実を歪めない程度に修正)の
情報公開とします(*^^)/
おかげ様で 今年
私のブログを 読んでくださる方が
飛躍的に増えました !(^^)!
本当に 本当に 幸いなことと存じています <(_ _)>
それもあって
先のAさん(とします)の ご相談に 答えることによって
ひきこもり(に苦悶する方々)の 正しい理解と 知識を
皆さんに 得ていただきたいなぁ と
勝手に思っている次第っス !
なお これから(今後)
私が記す回答は
あくまで 私のつたない知識と技術、経験によるものです
ですので 私の回答が すべてではないということ・・・
どうぞ お見知りおき くださいませ <(_ _)>
また
今回のブログについて
皆さんから 是非 率直なコメントを募りたいと
思っています
(ただし、余りに批判的なコメントは、その掲載を控えるか削除させていただきます)
老若男女
1次産業 2次産業 3次産業
武士 農民 工(手に 職=技術 がある)人 商人
どんなジャンルに 属する方でも 大歓迎です!
このブログを通じて 私は
皆さんと 率直に意見交換 したいとも 存じています
では本題に入りましょう!
Aさんが先日 教えてくださったお話です
(かいつまんで記します)
Aさんの甥っ子さん
Bさん(20代)は小学生の時からひきこもり状態です
親御さんは、このままではいけない・・・
どこかに相談したい・・・と思いつつ
「Bがひきこもり状態と隣近所に知られたら、
『あそこの家にひきこもりが居るんだって・・・』
『きっと、親の育て方が良くなかったのよ』
『Bさんは、この先、お先真っ暗だわね・・・』
のような ありもしない噂が立ち
それによって 私たち家族が住みづらくなるんじゃないか・・・」
または
「相談した先で、どんなことを言われるんだろう・・・」
「『親御さんの育て方、ちょっと間違ってましたね!』って言われないか・・・」
「根掘り葉掘り聞かれたあげく、結局は『解決策はない』とか
『〇〇の相談機関へ行ってください』と言われ
プライバシーをさらしただけに終わりはしないか・・・」
などなど
いろいろなお気持ちが混ざり 決断がつかない状況のようです(._.)
そのような状況を
合理化 するため
この親御さんは
「Bはもともと頭も良いし優しい子だから・・・」
と思うことで 日常と折り合いをつけているようです
(これは自然なことです!)
Aさんは
Bさんが(精神科)医療機関を 受診した方が良いのでは・・・?
そう考えていらっしゃいます
ざっとですが このような感じです
それでは 回答です !(^^)/
① ひきこもり≠精神疾患(精神科診断が可能)
ひきこもり状態になること
=精神科診断(統合失調症・うつ病・双極性障害・強迫神経症など)
がつく ではありません!
一方、長い間ひきこもり状態であることによって、先の診断がつく症状、
例えば
・誰かに見張られている気がしてならない
・朝、起きたら気持ちが沈んでいるが、夕方になると楽になる
・何十万もする鞄を買いあさる(通販など)
・怒りの情動(感情の動き)を抑え込むことが困難で、すぐ怒り出す
・蛇口が締まっているか、玄関の鍵は掛かっているか、何度も確認
トイレから出た後、手をずっと洗い続けている
・自分は「汚れている」と過度に思い込むあまり、お風呂に入ったら
夜中ずっと入っている
などの様子が現れることもあります
いずれにしても
ひきこもり状態は、すなわち精神の病ではない
このことは 是非皆さん 覚えてください!
② どこへ相談すれば良いのか?
まずは、最寄りの「ひきこもり地域支援センター」等へ連絡を!
国は、ひきこもり対策推進事業の一環として
全国の都道府県に「ひきこもり地域支援センター」を設けています
実施主体(運営者)は、自治体がほとんどですが
たまに民間団体が自治体から委託を受けて設けている所もあります
まずはそこに電話相談すると良いかと存じます。
間違っても
のっけから 精神科医療機関に相談 とか
本人を説得して 無理やり受診とかは
お勧めできません!
何故か?
そのことによって
親御さんとBさんの 基本的信頼関係が 崩壊するからです
また 精神科医療機関に受診すれば
自ずと 「診断」 つきます!
例えば 今の僕が 「受診」したら
どうでしょう・・・
双極性障害の躁状態!(^^)!とでも つくのかなぁ・・・
あるいは 妄想(夢や目標)が時にデカくなる=誇大妄想で
統合失調症かしら? !(^^)!
んなわけないじゃないですか!
まぁ良いのです
仮に 僕にそのような診断がつくとして
じゃあ僕は日常生活において
生きづらさ(生活の困難さ)があるのか?
答えは ノーです (*^^)v
こう 言っちゃあなんですが
この世の中
精神科診断がつきそうな方は
ごまんといらっしゃいマス
例えば
界隈の雑踏
駅のプラットホームで列車を待つ人の中にも
じゃあその人は どうして受診しないのか?
ご自身は それ(症状)があっても「しんどく」ないからデス
診断というものは いわば 外部(他者)によって
なされるものです
当の本人が それを「不要」と思えば それで良い
僕は そう思っています
(ただし、そのことによって家族や周囲に迷惑をかけている場合
は別です!)
ちょっと脱線しちゃいましたが
要するに
精神科医療機関を受診(服薬)することによって
ひきこもり状態が 「すぐに良くなる」 ことは
絶対に あ~りましぇん!
むしろ 家族間の信頼関係を損なうリスクが高いです!
じゃあ どうすりゃ良いの? ということで
先にあげた ひきこもり地域支援センター
お勧めします!(^^)/
あるいは 昨今ですと
最寄りの社会福祉協議会ですとか
子ども・若者支援センター
保健所(保険センター、こころの〇〇センター)などで
ひきこもりの相談を 受けてくださる所もあります
まずは そちらへ電話相談すると良いでしょう (*^^)/
その際、電話口に出た担当者の「感じ」が良かったら
直接、その機関(相談場所)に出向いて
面談することをお勧めします
当方(支援者サイド)にとって
電話相談よりも
直接お会いしての(面談)が
何かと 対応策を練ることが できるのです!
何故か?
アセスメントシート
(ご本人やご家族の状況を探る用紙。医療機関でいうと問診票のようなもの)
へのご記入を基に
私たちは
より客観的な状況把握ができたり
親御さんの表情や声色、態度・姿勢から
その親御さんの悩み苦しみの度合いを推し量ることができます
それによって より効果的な対応策を
検討することが 可能となるからです!
とまあ 今回はちょっと長く 記しすぎました・・・"(-""-)"
まとめると
ひきこもり≠精神の病気
本人を無理やり(説得して)精神科医療機関に連れていかない
(ただし、長期のひきこもり状態は、精神科診断がつく場合が少なくない)
デス(*^^)/
以上 JUN ひきこもり相談室 でした <(_ _)>