今日は、更新する時間がおそくなってしまって、もう少しで午後7時になります。
日中の気温とは違うのですが、現在30℃です。天気は晴でした。
用事があって出かけた時に、途中にあったお寺に寄ってみました。このお寺は城里
町(しろさとまち)にある小松寺と言うのですが、名前からして歴史に出てくる人と
縁がある寺です。
平 清盛の長男、重盛(しげもり)は42歳の若さで亡くなってしまったそうです。
他の兄弟たちと違って、思慮深い人だったようですが、残念な事に早世してしまった
のですが、残された弟たちは彼ほどの人物ではなかったようで、悪名高い平家一族と
言われるようなことになってしまったとか。
ある所に出かけたのですが、その際にその重盛の墓があると言うお寺の近くを通った
ので、本当に何十年かぶりに参拝しました。
何とか読めるでしょうか。お寺の名前は小松寺と言いますが、この小松と言う名は
私の想像ですが、平 重盛は小松殿と言われていたので、お墓があるということの
理由で小松寺と言う名なのかなと??
石段をいくつか上っていくと、舗石が数個ずつある墓地を下にして、一番上に彼の
墓だと言う墓石がありました。
それにしても、どうして京の都からはるかに離れたこの地に平家の長男の墓が
あるのでしょうか。
説明板に依ると、腹心の一人が重盛の遺骨をかかえて、常陸国に来て今で言えば
県知事にあたるような人常陸大掾(だいじょう)に依頼し、この地に埋葬したと
書いてあります。そういう話は疑えば切りが無いでしょうが。