今日の塩原温泉は昨日と違いとてもあたたかい一日でした
昨日降った雪もほとんど融けてしまったようです。
『皇室と塩原』というタイトルで講座を聞いてきました。
講師は臼井祥朗先生です。
塩原の歴史を知る第一人者です。
塩原温泉には天皇の間という御用邸があります。
今ある国立塩原視力障害センターに昔はあったのですが、一部だけ移築して今の天皇の間記念公園にあります。
明治31年8月16日に明治天皇の実の母、正二位中山慶子様が中山別荘に治療にきたのが皇室と塩原の繋がりの始まりでした。
今の視力障害センターには当時使用されていた防空壕がそのままの形で残されています。
書庫として使用していたため換気扇を回していたのがキレイに残っている理由だそうです。
今年で97回目を迎える塩原温泉まつりは古い歴史があり、大正4年にさかのぼります。
同年11月10日、大正天皇御即位をみんなで祝ったのが始まりです。
このように塩原温泉と皇室にはとても深いつながりがあります。