松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆よそ者、若者、ばか者(三浦半島)

2018-08-13 | 1.研究活動
 お盆になり、しばらく、時間ができた。

 先週は、息子たちと温泉に行き、帰ってきたら、八王子市の連続研修と続いた。よく動いたので、この日は、久しぶりに連れ合いと海の見える日帰り温泉に出かけた。いつものパターンでは、私はジムに行き、連れ合いは、日帰り温泉に行き、待ち合わせして、遅いお昼をゆっくり食べるというのが、通常パターンになっているが、ただ、この日は、ジムがお盆休みを使った改修工事に入ったために、私も日帰り温泉に混ぜてもらった。

 ただ、この日は、お盆休みの最初の為か、子ども連れが多く、いつものゆったり感がなかった。気を取り直して、新鮮なアジの刺身を食べたいという連れ合いの希望で、なじみの料理旅館へ行ったが、予約客で満杯だった。ならばと、なじみの寿司屋に行ったが、時間が時間なので、こちらは、たいして待たずに、入ることができた(いつものようにネタは新鮮であったが、いつもは厚切りのマグロが、やや薄く切ってあって、これはお盆バージョンではないかというのが、二人の結論になった)。

 やはりお盆休みは、家にいて、論文を書くのが一番だろう。いくつか並行して書いているが、その分、ブログを更新する時間がなく、いくつかの行事を飛ばしてしまった。

 そういえば、先週は、4Kテレビが家に来た。すっかりヤマダ電機に取り込まれてしまった。東京オリンピックは、入場式は行こうと考えているが、チケットが、ものすごく高いようなので、あとは地味な競技を見に行くだけで、それ以外は、テレビ観戦になりそうである。

 今書いている本のなかで、「よそ者、若者、ばか者」を調べているが、書く人によって、その意味が微妙に違うことに気が付いた。代表的なものが、「強力なエネルギーを持つ若者、旧来の価値観の枠組みからはみ出たバカ者、組織の外にいて従来の仕組みを批判的に見るよそ者」という見解である。

 しかし、私は、若者の魅力は、違いを許容できる柔軟性、多様性だと思っている。そこから、新しい価値や発見が生まれてくる。大事なのは、その多様性を受け入れることができるか、地域や大人の許容性が問われている。

 若者の柔軟性、多様性に対比されるのが、大人の柔軟性、許容性の乏しさである。だから、ネットで煽られて弁護に対する大量懲戒請求する人や、提案ではなくてケチばかりつけている人は、一見、若者風を装っても、きっと「おやじ」だと思う。
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