
ブログ開設7000日になった。計算すると、19.17年間やったことにるようだ。
大阪国際大学を辞めて、1年間、無職のときがあった。そのときに、時間があるということと、連絡先を決めるために、書き始めたと思う。
実は、その前、市役所にいたころから、HPをつくっていて、そこにいくつかの論考を書いていたが、何かのときに削除してしまって、その後、探しても見つからなくなった(結構、いいことを書いていたような気がしたので、もったいないことをした)。
前回の6000日から、あっという間に1000日が過ぎた。時間の経過が早いことと、腰を据えた論考が少なくなったのが感想である。いくつか理由がある。
(1)毎月の連載「地方財政戦略」(ぎょうせい)があるが、そのときどきの関心事をここに書くようになった。4300字と程よい長さということと、やはり商業雑誌なので、慎重かつ力を入れて書くためである。その分、ブログに書くほうは減ってしまった。
(2)アマゾンの電子出版とオンデマンド版で、(1)では書き足りないものを書き始めた。最初は技術的に戸惑ったが、すでに3冊書いてので、だいぶ慣れた。一般の本にはならないような個別テーマを対象に書いている。だいたい5万字くらい。
・指定地域共同活動団体とは何か・条例試案付き
・外国人消防団員の理論と政策
・自治体職員の地域貢献型地域参画の意義・課題・進め方
(3)現場から遠くなったことも大きい。私のような政策論を論じる者にとっては、現場における問題意識が大事である。きちんとした理論研究をしてこなかったので、理論的なものを書く力はない。今は、幸い「地方財政戦略」の連載があるので、トレンドにアンテナが向いている。
(4)委員会の方は、自治基本条例(焼津市、戸田市)、空き家(小田原市、厚木市)、景観(横須賀市)である。焼津市は、来年10周年の記念イベントをやる。小田原市の空き家対策は、なかなかいい感じである。
(5)研修、講演は、協働をテーマとするものが増えてきた。最近の関心事である町内会をテーマとする講演も頼まれるようになった。
次の8000日に向けて。
(1)『支える人を支えるまちを創る-その理論と政策』を本にしたい。これまで、出そうと思った本は出してきたけど、出版状況は悪化の一途をたどっているので、そう簡単ではないだろうが、大事なテーマなので、がんばろう。
(2)町内会・NPOなど地域が元気になる講演や研修に力を入れていきたい。
(3)連れ合いとの旅は、行かれそうだ。