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松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆実践地方自治の原稿テーマ・二転三転した

2022-05-13 | 1.研究活動
 『実践地方自治』6月号の原稿テーマであるが、二転三転して、「地方自治を下支えする地域住民組織の活動・活躍を後押しする条例」とした。

 「はじめに」は、こんな書き出しにした。

 地方自治は、役所と議会だけでやっているわけではない。役場とは別に、あるいはその下部に、地域住民組織(自治会町内会等)や公共を担うボランティア(民生委員等)がいる。いわば、役所とこれら組織、人が一体となって地方自治を担っている。
 しかし、近年、社会経済状況やライフスタイルの変化で、地域住民組織や公共を担うボランティアの弱体化が顕著になってきた。
 NPOへの期待も高まるが、NPOはテーマコミュニティであり、地域コミュニティの代替は、難しい。現状、そこまでの力量もない。
 役所がその代替をやればよいとの議論もあるだろうが、税収も厳しく、人員は削減傾向である。そもそも地域住民組織が担ってきた仕事は、行政にはできないものも多い。
 また自助、自己責任という議論もあるだろうが、しかし、自助、自己責任では追いつかないから、地域住民組織が生まれてきた。
 そうしたなか、当面、地域住民組織・公共を担うボランティアのテコ入れ、再生が、自治体の政策になるだろう。本稿では、地方自治を下支えする自治会・町内会を素材に、その活動・活躍を後押しする条例を考えてみよう。

 自治会・町内会をテーマとする条例は、町内会加入条例が典型例であるが、今回は、もっと幅広に、自治会・町内会の課題解決に向けた条例全体を体系化してみようと思う(こうした論文はないと思う)。

 「はじめに」が書ければ、原稿は書けるので、これでいこうと思う。8000字では、あいさつ程度の紹介になるが、それでもいいだろう。 
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