2泊3日の短い夏休みをとった。
当初の予定では、スウェーデンに、若者政策の調査をかねて出かけるはずであったが、訳あって、北海道の洞爺湖での短い夏休みとなった。洞爺湖サミットが開かれた山頂のホテルに泊まって、ゆっくりと過ごすことにした。
このホテルには、各国の首脳が並んで記念写真を撮った足跡があるが、当時の日本の首相を見ると、福田さんだった。日本では、その後、何人、首相が変わったのだろうか。ちなみに、この時のドイツの首相は、メルケルさんで、今でも首相をやっている。
北海道に行って改めて感じたのは、旅行者の7割くらいは外国人が占めていて、そのうちの7割くらいが中国人で、ついで韓国人ということだった。日本の観光産業は、もはや中国人、韓国人なくしては、成り立たなくなっているのだろう。これは観光だけに限ったことではないだろうが。
今回の旅行でメインとなったのは、映画『しあわせのパン』のロケ地を訪ねたことだった。大泉洋と原田知世の映画で、その二人が営むカフェと前に広がる洞爺湖の風景が印象的だった。たまたまガイドブックを見ていたら、それを思い出し、道に迷いながら、訪ねることにした。
本物は、ゴーシュというお店で、そこから見る洞爺湖の風景も、カフェの様子も、映画と同じだった。窓辺に座って、コーヒーを飲みながら、映画と同じゆっくりとした時を過ごした。オーナーも奥さんも、物静かで、穏やかな雰囲気にあっていた。
左がカフェ
私たちが、北韓道に行っている間、マロン君は、夏合宿だった。集団行動が苦手なマロン君であるが、そこは大人らしく、振舞っていたようだ。