松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆今回の公開政策討論会は無観客となった(新城市)

2021-09-15 | 条例に基づく公開政策討論会
 ひっそりと傍聴をしてみたら、大きな変化が起こっていた。

 今回の公開政策討論会は、すべて無観客となった。非常事態宣言が9月30日までであり、最初の公開政策討論会は、10月2日である。今度は、解除になると思うが、何度も延長を繰り返してきたし、先のことは分からない。そこで、無観客でローカルテレビやユーチューブでの配信のみとなった。残念であるが、最もな判断だろう。

 白井さんが、出馬宣言をしたが、公開政策討論会への参加は不明なので、実行委員会は、一人バージョンと二人バージョンの二股で検討を行った。二人以上ならば、前回のパターンの延長で考えられるが、一人バージョンは、なかなか難しい。あいまいな中での検討で、ごくろうさまであるが、実行委員会は、真摯に検討を行っている。

 感心した点を紹介しよう。

 会長さんの判断が、基本を踏まえて発想し、運営は、公平、的確で、バランスが良い。聴きながら、私だったらどうすると思わず考えるが、私なら「そんなところで」みたいなまとめ方をするが、会長さんは、決めるときは、きちんと決め、これが決まったと宣言する。ほかの会議を傍聴することがないので、そうなのかと勉強になった。また、私だったら、ここで冗談をかますという場面もあるが、会長さんは、まじめに、対応する。住宅会社の社長さんと聞いたが、きちんとした家をつくるのだろう。

 もう一つ感心したのが、下江さんの陣営から出ている推薦人であるが、常に、「市民の知る権利」という基本から意見を言い、陣営の利益という議論は、全くしないことである。前回の市長選挙の時も、自陣営のためという議論ではなく、よい制度にしようとみんな議論したというが、思わず、画面のこちら側で「さすが」とうなってしまった(もちろん、ミュート)。

 このように、市民が、実行委員会を担い、一人ひとりが、まちをよくするために、自然体で、力を出していることを、他のまちの人に知らせる方法はないだろうか。この実態を見ずに、文句を言う人がいたら、怒る。そう思った。

 9月25日には、選管の立候補者説明会があり、これで、何人の立候補者が出るか決まる。そのあと、一週間で、公開政策討論会である。時間がタイトで、作業は厳しいが、事務局も含めて、意外と、淡々としている。徳川家康を代表とする三河の人は、あんまり焦らないのかもしれない。

 もうひと頑張り、がんばってほしい。
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