自民党総裁選挙が最近の我が家の話題である。
切り口は、いろいろある。安倍さんや麻生さんの立場、世代交代、新自由主義の問題、コロナ問題などもいくつもあるが、今回は、国際問題から考えた。二人とも、国際政治は素人なので、いわば、まちのおじちゃん、おばちゃんの議論レベルである。
日本にとって対峙すべき最大の相手国は、中国である。その中国の立場から考えてみると、ひとつのストーリーが見えてくる。中国にとって、誰が一番、好都合な自民党総裁＝総理大臣なのか。
中国は、たくさんの問題を抱えているが、そのうちの最重要課題が、台湾である。台湾をどのように、吸収するか。
台湾を攻める際の壁になるのは、台湾自体のほか、それに同盟する米国、日本、韓国である。当然、それぞれの国で、矛先を弱める工作が行われる。
米、台、韓に対しても様々な工作が行われるが、日本に対しては、軍事的な面では、台湾方面へ向かう自衛隊の力を別の方向に向かわせれば、台湾方面の軍事力は、手薄になり、台湾に攻勢をかけるときに、有利になる。
そこで考えるのが、日本と韓国の分断である。日本と韓国が対立すれば、日本の自衛隊は、日本海に集中することになる。その分、台湾方面は、手薄になる。
そこで、最初に行われたのが、在日特権のキャンペーンである。実態は何もないが、微妙な国民感情をあおって、これは成功した（あおった人のなかに、かなりに工作員がいたのだろう）。そこから、次々に、さまざまな工作が行われ、今では、日韓は、敵味方的な雰囲気すら出てしまった。その結果、自衛隊は安心して、台湾方面に、注力することができなくなった。中国の日本の軍事力弱体化工作は、成功したとみるべきだろう。
次は、日本と台湾との分断である。引き金になるのは、尖閣諸島だろう。尖閣諸島は、台湾も領有権を主張している。私が中国軍だったら、日本を追い詰め、日本自ら意志で、尖閣諸島に上陸して、例えば日本の公務員を常駐させるように仕向けるだろう。そうすると台湾は、怒り、日本との関係がぎくしゃくする。これは中国が尖閣諸島を侵攻して実効支配する理由にもなる。尖閣諸島を楔に、日台の関係の希薄化を狙い、台湾へ、一気に攻勢をかける機会を狙うというのが、最もオーソドックスなシナリオではないか。
ここから、中国が自民党の総裁になってもらいたいのは、高市さんだろうというのが、我が家の意見である。自らの言動の勢いの流れで、尖閣諸島で何かの動きをやってくれたらしめたものである。台湾とのくさびにもなり、中国の武力介入の理由にもなる。また、天皇陛下も参拝を拒否している靖国神社の参拝もやってくれるとありがたい。日本国内分断のおいしい素材になるだろう。
では、私が中国なら、誰が、一番、いやなのか。これは、素人の私たちには、はっきり分からないが、案外、岸田さんの暖簾に腕押し的なところが、一番、やりにくいのかもしれない。河野さんは、直情的なところがあるから、ポイントを押さえると、足をすくえるかもしれない。
これが、外交面から見た、我が家の自民党総裁の見立てである（別の面、例えば世代交代では、河野さんになる）。素人考えであるが、いいところをついているのではないかと思っている。
以上のような考えは、わたしたちのような普通の市民でも、普通に考えれば、分かることなので、専門の国会議員は、当然、承知の上で、選挙するのだと思うが、ただ、それ以前に、自らの当選が、先に立つようだと、判断にゆがみが出てしまう。ここのところは、国会議員の皆さんは、踏ん張ってもらいたいと思う。
ちなみに、わが夫婦の押しは、野田聖子さんである。私たちの暮らしがどうなるという、暮らしの姿のところから、組み立てているところがいい。これが決まれば、いろいろな政策が決まってくる。高市さんは、いろいろなことを言っているが、肝心の私たちの暮らしがどうなるのか、はっきりしないので、結局、ブレるというのが、我が家の意見となった。
切り口は、いろいろある。安倍さんや麻生さんの立場、世代交代、新自由主義の問題、コロナ問題などもいくつもあるが、今回は、国際問題から考えた。二人とも、国際政治は素人なので、いわば、まちのおじちゃん、おばちゃんの議論レベルである。
日本にとって対峙すべき最大の相手国は、中国である。その中国の立場から考えてみると、ひとつのストーリーが見えてくる。中国にとって、誰が一番、好都合な自民党総裁＝総理大臣なのか。
中国は、たくさんの問題を抱えているが、そのうちの最重要課題が、台湾である。台湾をどのように、吸収するか。
台湾を攻める際の壁になるのは、台湾自体のほか、それに同盟する米国、日本、韓国である。当然、それぞれの国で、矛先を弱める工作が行われる。
米、台、韓に対しても様々な工作が行われるが、日本に対しては、軍事的な面では、台湾方面へ向かう自衛隊の力を別の方向に向かわせれば、台湾方面の軍事力は、手薄になり、台湾に攻勢をかけるときに、有利になる。
そこで考えるのが、日本と韓国の分断である。日本と韓国が対立すれば、日本の自衛隊は、日本海に集中することになる。その分、台湾方面は、手薄になる。
そこで、最初に行われたのが、在日特権のキャンペーンである。実態は何もないが、微妙な国民感情をあおって、これは成功した（あおった人のなかに、かなりに工作員がいたのだろう）。そこから、次々に、さまざまな工作が行われ、今では、日韓は、敵味方的な雰囲気すら出てしまった。その結果、自衛隊は安心して、台湾方面に、注力することができなくなった。中国の日本の軍事力弱体化工作は、成功したとみるべきだろう。
次は、日本と台湾との分断である。引き金になるのは、尖閣諸島だろう。尖閣諸島は、台湾も領有権を主張している。私が中国軍だったら、日本を追い詰め、日本自ら意志で、尖閣諸島に上陸して、例えば日本の公務員を常駐させるように仕向けるだろう。そうすると台湾は、怒り、日本との関係がぎくしゃくする。これは中国が尖閣諸島を侵攻して実効支配する理由にもなる。尖閣諸島を楔に、日台の関係の希薄化を狙い、台湾へ、一気に攻勢をかける機会を狙うというのが、最もオーソドックスなシナリオではないか。
ここから、中国が自民党の総裁になってもらいたいのは、高市さんだろうというのが、我が家の意見である。自らの言動の勢いの流れで、尖閣諸島で何かの動きをやってくれたらしめたものである。台湾とのくさびにもなり、中国の武力介入の理由にもなる。また、天皇陛下も参拝を拒否している靖国神社の参拝もやってくれるとありがたい。日本国内分断のおいしい素材になるだろう。
では、私が中国なら、誰が、一番、いやなのか。これは、素人の私たちには、はっきり分からないが、案外、岸田さんの暖簾に腕押し的なところが、一番、やりにくいのかもしれない。河野さんは、直情的なところがあるから、ポイントを押さえると、足をすくえるかもしれない。
これが、外交面から見た、我が家の自民党総裁の見立てである（別の面、例えば世代交代では、河野さんになる）。素人考えであるが、いいところをついているのではないかと思っている。
以上のような考えは、わたしたちのような普通の市民でも、普通に考えれば、分かることなので、専門の国会議員は、当然、承知の上で、選挙するのだと思うが、ただ、それ以前に、自らの当選が、先に立つようだと、判断にゆがみが出てしまう。ここのところは、国会議員の皆さんは、踏ん張ってもらいたいと思う。
ちなみに、わが夫婦の押しは、野田聖子さんである。私たちの暮らしがどうなるという、暮らしの姿のところから、組み立てているところがいい。これが決まれば、いろいろな政策が決まってくる。高市さんは、いろいろなことを言っているが、肝心の私たちの暮らしがどうなるのか、はっきりしないので、結局、ブレるというのが、我が家の意見となった。
