松下啓一 自治・政策・まちづくり

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▽今年のファッションショー(焼津市)

2017-07-17 | ゼミや大学のようすなど
 海の日の前の日曜日、今年も焼津の魚河岸シャツファッションシューに出かけた。

 今回は、総勢40人くらい。大型バスが、ほぼ満席だった。何人行ったのか、私が担当者なのに、実はよくわからない。1年生25名と、2年生、3年生の準ゼミ生、そして、最前列で応援の4年生のゼミ生も参加した。

 ファッションショーをやるには、膨大な事務作業がある。当日、着る魚河岸シャツの配分だけでも大変である。そうした作業を、3年生がどんどんとやってくれる。準ゼミ生であるから、別に単位になるわけではないが、どんどんとやる。一人ひとりの着こなしワンポイントも当日のMCの中に入れる。私がやったら、右往左往するが、学生たちがさくさくとやる。

 長い間やっていると、この女子大生の着こなしが、まちのファッションに広がっていく。ファッションショーを見た製造業者が、それをヒントに新たな製品をつくる。劇的な変化はないが、少しずつ、まちが変わっていく。

 私の担当は、定年で、今年で終わりであるが、いわば文化となった、サガジョの焼津魚河岸シャツファッションショーは、今後も続いていくのだろう。なによりも今年の2年生が、来年、今年の3年生の役割を担うというからである。2年生たちも、最初は、まちづくりには何の関心もなかったが、自分たちでどんどんやっていくようになった。それは、この活動が価値があり、何よりも楽しいからだろう。
 
 今年も、焼津市の石原さんや飯塚さんが、応援に来てくれた。この二人とは、自治基本条例の時からである。あの伝説の役所バンド、自治基本条例ズの主力メンバーである。市民ワークショップの合間に、自治基本条例の歌を歌った。『自治基本条例はじめました』で、根を詰めた議論の合間に、この歌を演奏し、みんなで歌った。

 ファッションショーのはじめはよく覚えていないが、焼津らしいに話の早さと、面白い、やろうといった軽いノリで、サガジョのファッションショーも始まった。飯塚さんは政策企画課長、石原さんは地域福祉課長で、焼津市を担う人たちであるが、このノリの良さは、変わらない。

 今年は、今井さんが見えなかった。いつも奥さんとやってくる。忙しいのだろうか。そういえば、今井さんも、自治基本条例をはじめたとき、焼津市の役所の人や市民の人たちに「やる気があるんですか」とはっぱをかけていた。まじめに、一生懸命やるなかで、信頼が生まれてくるのだろう。

 話がずれてきた、自治基本条例の歌の話が出たので、ここに再掲しておこう(研修で紹介するとき、コードが3つと説明していたが、もうちょっと複雑だった)。


          自治基本条例はじめました
1番
 C           Em
 ある日市長に言われた  焼津のため市民のため
 Am           F
 まちづくり条例  すぐにつくれと-
 F            C    Am   F    G   C
 そしておっとしの11月 市民会議立ち上げ  自治基本条例はじめました
  F           C    Am   F    G   C
 経験もない  人もいない 予算もないけど  自治基本条例はじめました
  F           C    Am   F    G   C
 松下教授たずね-  今井さん紹介されて-  自治基本条例はじめました
  F           C    Am   F    G   C
 地方分権   地震津波 少子化対策にとー  自治基本条例はじめました

4番まである。

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