松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆空き家問題のPRの視点・住宅ストック小委員会(小田原市)

2025-02-19 | 空き家問題

小田原市で第3回住宅ストック活用小委員会があった。主なテーマは、空き家バンクを充実する方法を中心に意見交換を行った、

結論的には、

小田原市が行っている優遇措置と空き家バンクをつなげることで、言い換えると空き屋バンクに登録すると、こうした優遇措置を優先的に受けられるような制度設計にすること、宅建事業者に優遇措置を周知するとともに、空き家バンクに登録するインセンティブを考えることなどがポイントになるようだ。

空き家問題のPRに関しては、もっぱら市内住民向けのPRが、中心である(広報紙等)。それも継続すべきであるが、空き家所有者の半数は、市外在住なので(たとえば小田原に実家があるが、子どもは東京に転居し、親が亡くなったので空き家になった)、市外空き家所有者向けのPRは必要になる。

その際は、小田原市の優遇措置など、空き家解消に動き出そうと気になるような情報も併せて提供するなど、重層的なPRが必要になる。

市外の空き家所有者は、空き家を何とか、整理したいと思っている気持ちがより強いと思われる。でも、なかなか、踏み出せない。例えば、家の中にある荷物の整理だって、どうしたらよいか、とまどっれいるだろう。安心して、遺品整理できる業者を紹介してくれたら、助かると思う。そうした、空き家所有者に寄り添った、対応が必要なのだろう。

小田原市の取り組みは、着実で誠実なので、きもちがよい。

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