
戸田市自治基本条例推進委員会第5回Zoom研究会は、「やさしい日本語」だった。この活動を行っている千原もも子さんに報告してもらった。
千原さんは、「やさしい日本語」(外国人にも分かるように配慮した簡単な日本語)についての普及活動・取り組みを行っている。なかなか面白かった。
以下は、私の感想と対案。
・日本語は丁寧な言い方が多いが、その分、オブラートに包んだような表現やあいまいな表現が多い。それが外国人には分からない。私たちは、相手によって、話し方を変えるが、同じように、外国人に対しても変えればよいだけだろう。外国人には、「やさしい日本語」の極意で、話しかければ、話が通じるようになる。
(例)こちらにおかけください→この椅子に座ってください
・役所の窓口の場合、正確に言おうとして、余計分からなくなってしまう。それが嫌だから、職員は外国人が来ると避けるようになってしまう。まずは職員が交流を進めなければいけないのに。
・多文化共生は、まずは「やさしい日本語から」である。
・まずは、役所の窓口職員用の「研修」をやったらいいのではないか。それで外国人とのコミュニケーションが進むようになる。
・市民も学べば、ストレスなく外国人との交流できるようになる。そうした講座を開催したらいいのではないか。
追伸 いいアイディアかと思ったが、現場はもう進んでいた。「政策課題は研究室で起こっているのではない。現場で起こっている」
やさしい日本語研修についてですが、実は焼津では意外と進んでいて多文化共生担当が頑張っていて、すでに実施の方向で進んでいるようだ。
今年度は県が主催する職員を対象としたやさしい日本語研修を焼津市で開催し、当市で窓口を持っている職員を対象に研修会を実施したとのこと。
また、来年度には、自治会など地域の方を対象としたやさしい日本語研修を実施していく予定とのこと。
今後、ブームになりそうだ。