松下啓一 自治・政策・まちづくり

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○参画と協働研究会・報告(流山市)

2009-10-17 | 3.プロジェクト
 たとえば学会の研究会というと、いくつもの興味深い発表があるが、短時間で消化不良を起こしがちである。本当に議論すべきことを時間をかけて議論しようという趣旨から始めたのが、この参画と協働の研究会であった。今回は第3回目、流山市の自治基本条例をとりあげた。条例の企画段階から制定までを跡付け、とりわけ怒涛のPIを中心に、その意義を再確認することとした。
 研究会には、市民協議会代表の江川さん、行政からも、企画から今まで一貫して担当した水代さん(最初は主査であったが、現在は課長)、膨大な実務を担った寺沢さん(当時の企画調整課の係員。企画から形にするまでを担当)に来てもらった。これは、市民、行政の両方から、この取り組みに光を当てることで、この条例作りの意義を浮き彫りにしようと考えたからである。
 研究会の参加者は14名で、ちょうどよい人数であった。遠く大阪や長野からの参加者もあったが、それだけの意味はあったのではないか。今回も、1時から5時近くまで、途中10分程度の休みをとるだけで、議論を進めることになった。
 参加者の問題意識によって、今回の議論から、感じ取ったことはそれぞれ違うと思う。私は、江川さんが一貫して言われていた「現場に聞く」という姿勢の大事さを改めて確認した。
 地方自治の仕事は、国の仕事とは違うところがある(同じ「政府」でも違いがあるということである。地方「政府」だからといって、思考停止して、国のシステムを持ってくればよいと言うものではない)。地方自治の仕事は、すべてが市民の暮らしと直結しているため、それゆえ、常に市民生活の現場から出発することが大事である。むろん、市民の意見が、的外れだったり、近視眼的な場合もあるが、そうだとしたら、それを解きほぐしながら、仕事を進めるのが地方自治だと思う。突き放さず、追従せずが、とりわけ市民から信託された人たちの仕事の姿勢だと思う。
 長時間であったが、あっという間の研究会であった。
 最近、オーバーワーク気味で、ほぼ1週間、ジムに行っていない。連れ合いも、元気を取り戻してきた。明日は、町内の会合がひとつあるだけなので、合間を縫って、一緒に行くことにしよう。
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