松下啓一 自治・政策・まちづくり

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◇相鉄線が新宿直通になる(三浦半島)

2019-12-05 | 5.同行二人
 相鉄線がJRとの相互乗り入れを始めた。

 大学へは、いつもは上大岡から地下鉄であるが、思い立って、横浜経由とした。相鉄線が新宿まで直通になったからである。

 乗り入れには、神奈川東部方面線を使うが、これにはおもいでがある。横浜市の都市計画企画調査課にいたとき、その中に東部方面線担当があったからである。確か、相鉄とかと一緒に組織を使っていて、2名くらい出向していたと思う。

 私が、企画調査課にいたときは、一向に進まなかった。相模鉄道が強く反対したからである。つまり、横浜駅を経由しないということは、横浜を中心に事業展開している相鉄線のデメリットになるからである。

 当面は、動きそうもなく、出向者たちは、特にやることもなく、2年間を過ごしたのと思う。しかし、相模鉄道も、横浜中心ではじり貧になると考え、JRとの相互乗り入れを決断したのだと思う。社内で大変な議論があったのだろうと推察する。

 横浜で相鉄線の快速に乗ったら、次は、星川、西谷という。西谷は,JR方面への乗換駅である。駅前には、何もないその他大勢の駅であるが、今後、伸びていくのだろうか。新幹線も西谷駅の上を通過するが、新幹線はさすが止まらない。

 星川駅には、思い出がある。中学の時の同級生の桜田君が、星川駅が下車駅である桜ケ丘高校の生徒会長に立候補するとき、星川駅に急行をとめることを公約とした。

 これは、当時、埼玉県出身の運輸大臣である、荒船清十郎さんが、地元の深谷に急行を止めるという事例があり、それのパロディだと思う。荒船さんは、自分のところに止めてどこが悪いといい、当時の国鉄総裁の石田退助さんが、武士の情けといった。こういう、あけっぴろげ感は、とても好きである。

 実際、星川に1990年代の最後くらいに急行電車が止まるが、これは桜田君の功績だろうか。

 JR直通運航になって、相鉄線が遅れるようになったらしい。そうだろう。川越で、具合の悪い人が出れば、西谷で電車が遅れる。

 今回、わざわざ西谷で降りて、写真を撮ることにしたが、これは桜田君のことを思い出したためである。桜田くんは、政治家にでもなったのだろうか。
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