明日は学園祭準備日でまたこの季節がやってきた!
それはそうと今日はゼミの日なのだが、僕の隣に座ってるセンパイ
は僕のお気に入りなのだ
上品な身なりに飾らない素朴さと知性があり、細くて可愛らしい先輩。
恋まではいかないけどドキっとしたりして最近のささやかな楽しみだった。
でもやっぱわかった。これは恋じゃない。だってあいつは私を見てない。
私がかってに気に入ってるだけ。そんなの俺の恋愛じゃない
アンフェア。
思えばそうだったのだ、関係性を密かにリードし導いて親密になっていく
過程を作り出す恋愛が私だ。相手は私を見ている。
今年の恋は一目ぼれで僕が一方的に気に入ったり飽きたりしただけ。
なにもしてないじゃん
やっぱり違っていた。そう思うとやっぱこれって恋だと思う
他大の先輩。この人はちょうど去年の今頃の大会の懇親会で
私が素直に好意を大胆に伝えてそれから話しかけていただいたり
少しずつ仲良くさせていただいたのだ
私が働きかけた。先輩への素直な思いを伝えたのだ。
あっと告白でなくてよ。先輩の実技に憧れていたし実力あるのが
すごいと思ってたし、先輩の実技は私の理想の動きに近しいのがある。
その憧れてた思いを率直に伝えて思ったことを素直に話した。
まっすぐ受け止めてくださってきいてくれて嬉しかった
あの人はとても素直で無邪気で子供らしい
めずらしく擦れてない。
夏の大会で自分の実技を褒めてくださったのもホント嬉しかった
やっぱり恋は、相手が私を見ていなくちゃ。あの穏やかな優しい瞳に恋を
するのだ。チャンスは私が作り出す。まっすぐ届けたい
思い出すとほっと温かくなる。そんな存在。