そのへんのおっさん

無職のままだけど粗大ごみ化を防ぐため少し動いてるおっさんの日常

傘の持ち方

2015-11-15 16:52:40 | 日記
今日は曇ったり晴れたりの落ち着かない日でした。おっさんです。

昨日都心に用事があり出かけました。
電車を降りて地下道を歩いているときです。
前を歩いている中年の女性ですが、傘の柄を持っているのですが、
傘を水平に持っているので、石突き(傘の先端のとがったところ)が後ろに突き出ています。

ゴルゴ13は「俺の後ろに立つな」が有名なセリフですが、
この女性もゴルゴ13ばりに「あたしの後ろを歩くんじゃねえ」と思っているのでしょうか。

その後も駅の階段を下りているとき、下から上ってくる30代と思しき男性。
階段を歩くのはいいのですが、電車から降りて階段を下りていく人が多い中、
傘の絵を持ち、石突きを前方に出し、階段を上っています。
腕の動きに合わせて傘を水平から上に向けて振り回している感じです。
「どけどけ俺様が昇っているんだ。前を邪魔するものはこの傘で突き刺すぞ」
と思っているのでしょうか。

二人共非常に危険です。
最近こういう人が増えてきたように思います。
それも年代に関係なくです。

おっさんは昔親から「傘を人に向けてはいけない。間違えるとけがをさせる」
と注意されていました。
子供にも「傘を振り回すな。人に向けるな。」と教えてきました。
おっさんと同じように教わったひとも忘れてしまったのでしょうか。

「傘かしげ」この言葉をご存知でしょうか。
雨の日に道を歩いていて、人とすれ違う時傘が当たりそうになったら、
相手と反対の方向に傘を傾けて、相手が濡れないように気遣うことです。
この言葉も死語になりつつあります。

周りの人への気遣いをする余裕のない時代なのでしょうか。

お金はあまりないけど、周りに気遣いできる人でいたいと思います。