大学進学の際、母親に連れられて東京の親戚周りをするために、一緒に寝台列車で上京しました。
『若い人は上!』
はい、と、上にはしごを登ったら。
狭い。バッグも一緒にだから、よけい狭い。(下はゆったり、でした)
夜中に目覚めて、トイレに立ちました。
はしごを降りようとして、下のカーテンに足がかかったら、ストッキングを破きました。
だって、いちおう外だから、靴下とか、脱がないでしょ、普通。
え?脱ぐ . . . 本文を読む
昨日の夜中。
ブログアクセスランキング(ランダム)ってのの一位をクリックしようとしました。
なんと、クリックした瞬間順位が変化して、見たことも無いサイトに吹っ飛びました。
そこは、大悪口大会の真っ最中でした。
記事の内容はもちろん、レス記事も「誰がどうだ」「かれがこうだ」の羅列なのです。
なんか、途中で気分が悪くなり、閉じてしまいましたが、どうにも気持ちがおさまらなくて
しばらく、やさしいサイ . . . 本文を読む
時々、「あなたのお母さんは、どんな人だった?」と聞かれます。
よそ様からは、謎めいた人、だったみたいです。
いつも、忙しく走り回ってました。働き者でした。
いきおい、他人様と立ち話、なんてこともなく。
あたしとは、よく話してましたが、それは裁縫を教えながら、だったり、掃除のやり方を教えながら、だったり
行儀作法の勉強中だったり、というように、いつも「ながら」の、それも、古い思い出話が多かったですよ . . . 本文を読む
昔、母親の実家は石工だった、という話を書いたので、その頃のおはなしを。
大きな彫り物を頼まれたときは、人通りの少ない真夜中に、完成間近の石を大掛かりに運んで設置する。
母は、あるとき、徹夜で仕事をしている父親にお弁当を持っていってくれ、と頼まれたそうだ。
明け方四時過ぎあたりだろうか。
父親への弁当を持っていって、汗だらけの石工たちと挨拶を交わし、ねぎらいの言葉をかけてから家路についた。
女学校 . . . 本文を読む
さっきまで雪かきしてきましたが。
風が強くて、フードが目にかぶってしまうので、仕事がやりにくい、ったらない。
そういうときは「目クラくって(メクラめっぽうに)」やるっきゃない。
ガリガリ押し出し、押し出し。戻ってはまた、押し出し。
後で、振り返ったら、雪をかいたあとがぐねぐねに曲がってた。(;´▽`lllA``)
小学校一年生に上がったとき、初めて行った書道教室で、先生がおっしゃった。
. . . 本文を読む
先日、よそさまのブログにコメントしながら、いろんなことを思い出してました。
小学生のころは、マジで悪ガキだったのかも?と、ちょっと反省してみたり。(-_-;)
よその町に住んでいる親戚の家に、いとこと一緒に遊びに行ったとき。
そこの裏庭に、犬のように紐でつながれた猿が飼われていた。
後から知ったのだが、飼いはじめたばかりで、まだ、よくなついていなかったのだそうだ。
あたしは、その動作が犬よりは猫 . . . 本文を読む
昨日、熊のことをアップしたが、そのせいで昔のことを思い出した。
あれは、あたしが小学校低学年の頃。
山守の爺様が、にこにこ、汗を拭きながらやってきた。当時は、山から二時間以上かけて、歩いてやってくるのだ。
「ほれ~。」
懐から、大事そうに新聞紙にくるんだものを出し、あたしの両手にそっと載せた。
暖かい午後の日差しの中、母親は横で笑っていた。
背の高い(180cmは越えていた)爺様は、小さなあ . . . 本文を読む
最近、子猫のせいで物置にしょっちゅう出入りしていると、いろんな「日ごろ忘れているものたち」と遭遇する。
しまいこんだ物たちは、さまざまな思い出を一緒にまとって、じっとうつむいているようだ。
忘れられた寂しさや、うらみつらみなんてものがあるのだろうか。
三味線は糸をはずしたままだし、ピアノは音が出ない鍵盤が一個ある。調律も、母が倒れて以来、やっていない。
調律師さんは、調律が終わるとサービスで何曲 . . . 本文を読む
年末の華やかさとざわめきが、また訪れる。
この時期に思い出すのは、クリスマスのこと。
皆様は、何歳くらいまで「サンタさん」を信じておいでだっただろうか。
そして、最初に誰から指摘されたのだろうか。
それぞれの胸に、それぞれの思い出がある、はず。
あたしは、小学校五年生のときまで、信じてました。
かなり「のほほ~ん」とした子供でした。
木琴を枕元に発見した朝は、うれしくて学校に行ってすぐ、仲良 . . . 本文を読む
まだ、あたしが小学校にも上がっていなかった頃。
夕暮れになると、父に連れられて、釣竿をかついで川に行った。
父は仕事がひけたあと、毎日釣りに出かけ、毎日あたしはお伴だった。
父の釣竿は、何段も重なっていて、持ち運びには小さくて便利そうだったが
あたしのは、そこらの竹を切ってきた、一本のものだった。
あたしが「二人のが(形が)違う」と言うと、父は「おまえさんのは長くてかっこいいなぁ。」
と、毎度笑 . . . 本文を読む