地震からあと、ひっきりなしに余震に見舞われていた。
最初こそおびえていたが、こうも数が多いのと、本震があまりにも大きかったせいで
すっかり慣れっこになっている。
あー、また揺れてるねー、と言いながら、いろんなことを作業し続けた。
とりあえず、今日中に物資をかき集めて、明日の朝には出発し、三陸に行く。
そう決めたから。
買い置きのラーメン、お菓子類、箱買いしてあった飲み物、水。
ペットボトルに、念 . . . 本文を読む
車と大きさを比較して。
2の船とは違うものです。
画像は震災翌日のものです、念のため。
現在はきれいになってます。
あとで、今の画像も撮ってきます。
後方に見えるのは、夢の大橋。 . . . 本文を読む
とにかく、記録に残そう、残さなければ。
そう思って、いとこの家からの道すがら、カメラを向けた。
胸が痛かった。
一番最初に見て、廃業したのかと勘違いしたスタンド。
実は、これでも掃除したあとだったのだ。
翌日だったので、きれいになっていた、と聞いた。
当日は目も当てられなかったとか。
題字訂正。
舘鼻漁港、だって(汗)
すみません、地域を拡大しすぎた。 . . . 本文を読む
蕪島の様子で、鈍いあたしにも、ようよう「これは尋常では無い事態だ」ということが飲み込めた。
今までは「信じられない」「何かの間違いだ」と、無理矢理に、思い込もうとしていたのだ、と
今更ながら気がついてしまったのだ。
妹も、顔面蒼白。
しっかりと目を合わせ、二人とも無言のままで、うなずく。
ともかく、一刻も早く、いとこの家に行かなければならない。
それからは、どこをどう走ったのか、まったく記憶に . . . 本文を読む