日々是迷走中

まったく同じ名前のブログがあるけど、gooのがあたしの。
自称永遠の八歳。
ただし他称、宇宙人。

一月の思い出・続編(?)

2013-01-17 23:14:11 | 女の子だってたいへんなのよ
大昔。あたしが、まだまだ子どもだった、頃。

ということで、一月になると思い出すことを、以前書いた。
中学から高校に上がった頃のこと、だった。
ちょうど1年前のこと。

それのレスに、状況が見えてこない、というコメントがついたっけ。

顔を知らないのに、憧れを抱くという状況が解らない、と。

今の時代なら、そうなんだろうなぁ、と思う。
そして、都会の人には、おそらく想像もつかないのが当たり前なのだろうなぁ。


大昔は、携帯も無かった。
テレビはあったけど、今のように各部屋ごとについている、なんてことは無かった。
携帯が無いから、当然だが、連絡が付きづらい。
手紙やらはがきは、一般的な通信手段だった。
男子と女子は、話すことも少なかったし、手をつないで歩くなんて、とんでもない話だった。
今なら、電車の中でいちゃいちゃしているなんて、ありきたりの風景だけど、当時は
学校の帰り道に、並んで歩くだけでもその日のうちに町中の噂になったもんだ。
(今だって、男子と女子は、公衆の面前では疎遠なのが当たり前だよ、ここらでは。)

個人宛の手紙やはがきは、きわめて少なかった。

あたしは、小学校、中学校、高校、大学、すべて町が違う。
たいていは、小学校から中学校までは、同じ学区内で通ったものなんだが。
個人的な事情で、転校ではなく、越境入学したんだ。
もちろん、本人が希望したのでもなんでもない。

男名前の手紙やはがきなんて、本当に珍しいものなのに、ほとんどは幼なじみだったのだから。
そうでない(名前が分からない)人から、なんていったら、もうそれだけで「ドキドキ」したのだ。
ただ、あたしの場合は、ファンレターみたいなものはけっこう来ていた。
あたしは、もらった手紙には必ず返事を書きなさい、としつけられていたもので、最初は
賀状というものはめでたい物だから、出さなければ失礼なことこの上なし、と信じて返信していた。
写真がほしい(顔を知りたい)と思ったきっかけは、一言の添え書きだった。


去年の、あなたからの賀状、お年玉くじが当選しました、ありがとう!
今年もよろしく!!


そっか、当たったのか。それはよかった・・・でも、あなたは誰なの?
そんな単純なことだったが。
心というものは、不思議。
そのことを考え始めると、もう、ずっと囚われてしまう、もの。
思えば、男の人を意識したなんて、生まれて始めてだったんだろう。

大昔、あたしの名前はちょっと変わっていることと加えて、新聞やらなんかに、名前が出る機会がちょくちょくあった。
あとは、いろんな舞台で他人さまの目に触れる機会があって、近隣の町中のほとんどがあたしを知っていた、とは
当時の同級生の話である。
あたしの方は、そんなには知らない。興味もない。忙しかった、だけだ。
舞台の上なんて、スポットライトがまぶしくて客席はほとんど見えないし。

そんな次第で、ありました。
想像している方が、楽しかったのではないかな?と、考えましたけど。
いちお、謎解き、書いてみました。
なぁんだ、つまんない、拍子抜けしちゃった、て、言われるだろうけども。

花だなんだと噂になっている当の本人は、案外「地味~~~」に暮らしている、もんだと思います。
まぁ、そんなもんだ。

コメントを投稿