一月になると、思い出す。
昔、毎年、年賀状をいただいていた方がある。
正月になるのがうれしくて、中学生のあたしはそわそわしながら料理や掃除の手伝いをして
ご褒美の「最初に年賀状を受け取る係」をゲットしていた。
当時は家族も多くて、千枚を超す賀状の中から、その一枚を見つけ出すのがうれしかった。
中学生といえば、ちょっと恋心とかも芽生えはじめていて、ほのかな憧れに頬がほてった。
ふと、思いついてしまった。
「写真、ほしいなぁ。」
でも、恥ずかしい、という気持ちを知ってしまった頃だったため、どう言い出したらいいのか、
かいもく見当がつかない。
子供の頃だったら、あるいは、憧れとか知らない間だったら、堂々と切り出せたのに。
で、考えに考えて、年賀状に、書いた。
「毎年、賀状をありがとうございます。
でも、わたくしは、あなたの顔を知りません。
教えてください。」
これで、彼からは「写真、あげます」と、来るに違いない。
わくわくしながら、翌年の賀状を探した。
来なかった。
翌年も、その翌年も、今でも、こない。
寂しいと思ったけど、言い出して一年もたっている(なにしろ年賀状だから)もんだから、
いまさら、何をどう言えばいいのか、わからなかった。
なぜ寂しいと思うのか、も、自分でも「よくわからない」のだ。
高校生になっていた。
母に言ったら「学年が変わったから、交友関係を整理したのでしょ。」と、あっさり言われた。
その後は、受験や課題や部活で忙しく紛れて暮らしてきたけれど。
今でも、年賀状の季節になると、ふと思い出してしまうのです。
元気かな?と。
そして、若かった(青かった?)自分をも、思い出します。
昔、毎年、年賀状をいただいていた方がある。
正月になるのがうれしくて、中学生のあたしはそわそわしながら料理や掃除の手伝いをして
ご褒美の「最初に年賀状を受け取る係」をゲットしていた。
当時は家族も多くて、千枚を超す賀状の中から、その一枚を見つけ出すのがうれしかった。
中学生といえば、ちょっと恋心とかも芽生えはじめていて、ほのかな憧れに頬がほてった。
ふと、思いついてしまった。
「写真、ほしいなぁ。」
でも、恥ずかしい、という気持ちを知ってしまった頃だったため、どう言い出したらいいのか、
かいもく見当がつかない。
子供の頃だったら、あるいは、憧れとか知らない間だったら、堂々と切り出せたのに。
で、考えに考えて、年賀状に、書いた。
「毎年、賀状をありがとうございます。
でも、わたくしは、あなたの顔を知りません。
教えてください。」
これで、彼からは「写真、あげます」と、来るに違いない。
わくわくしながら、翌年の賀状を探した。
来なかった。
翌年も、その翌年も、今でも、こない。
寂しいと思ったけど、言い出して一年もたっている(なにしろ年賀状だから)もんだから、
いまさら、何をどう言えばいいのか、わからなかった。
なぜ寂しいと思うのか、も、自分でも「よくわからない」のだ。
高校生になっていた。
母に言ったら「学年が変わったから、交友関係を整理したのでしょ。」と、あっさり言われた。
その後は、受験や課題や部活で忙しく紛れて暮らしてきたけれど。
今でも、年賀状の季節になると、ふと思い出してしまうのです。
元気かな?と。
そして、若かった(青かった?)自分をも、思い出します。
見えないわ~。
学年が変わって交友関係を整理するのは、
あたしのまわりでは、同じ学校の生徒や講師等、
学校関係者のみ。
同じ学校なら他学年でも顔は知ってる。
顔を知らないのに賀状を送ってくるのは、
実父の仕事相手だけだった。
これはあたし宛の賀状じゃないから、
あたしが返信することはない。
あたし宛で、顔を知らない相手から賀状をもらったことは、
ネットで顔よりイイもん知ってる動物仲間は別枠として、
それ以外では、一度もない。
顔を知らない相手なのに、憧れを抱くほどの、
一言ぐらいは直筆が添えてあるんだろう賀状が、
家族宛じゃなく自分宛に届く、とは。
どんな状況なんだろなー。
あ、正解は言わなくていいよ。
こういうのは勝手に想像してるほうが楽しいからねw
待つわ~^^
少しの間、想像を楽しんでくんろ~(笑)