大昔。あたしが、まだまだ子どもだった、頃。
ということで、一月になると思い出すことを、以前書いた。
中学から高校に上がった頃のこと、だった。
ちょうど1年前のこと。
それのレスに、状況が見えてこない、というコメントがついたっけ。
顔を知らないのに、憧れを抱くという状況が解らない、と。
今の時代なら、そうなんだろうなぁ、と思う。
そして、都会の人には、おそらく想像もつかないのが当たり前なのだろうなぁ。
大昔は、携帯も無かった。
テレビはあったけど、今のように各部屋ごとについている、なんてことは無かった。
携帯が無いから、当然だが、連絡が付きづらい。
手紙やらはがきは、一般的な通信手段だった。
男子と女子は、話すことも少なかったし、手をつないで歩くなんて、とんでもない話だった。
今なら、電車の中でいちゃいちゃしているなんて、ありきたりの風景だけど、当時は
学校の帰り道に、並んで歩くだけでもその日のうちに町中の噂になったもんだ。
(今だって、男子と女子は、公衆の面前では疎遠なのが当たり前だよ、ここらでは。)
個人宛の手紙やはがきは、きわめて少なかった。
あたしは、小学校、中学校、高校、大学、すべて町が違う。
たいていは、小学校から中学校までは、同じ学区内で通ったものなんだが。
個人的な事情で、転校ではなく、越境入学したんだ。
もちろん、本人が希望したのでもなんでもない。
男名前の手紙やはがきなんて、本当に珍しいものなのに、ほとんどは幼なじみだったのだから。
そうでない(名前が分からない)人から、なんていったら、もうそれだけで「ドキドキ」したのだ。
ただ、あたしの場合は、ファンレターみたいなものはけっこう来ていた。
あたしは、もらった手紙には必ず返事を書きなさい、としつけられていたもので、最初は
賀状というものはめでたい物だから、出さなければ失礼なことこの上なし、と信じて返信していた。
写真がほしい(顔を知りたい)と思ったきっかけは、一言の添え書きだった。
去年の、あなたからの賀状、お年玉くじが当選しました、ありがとう!
今年もよろしく!!
そっか、当たったのか。それはよかった・・・でも、あなたは誰なの?
そんな単純なことだったが。
心というものは、不思議。
そのことを考え始めると、もう、ずっと囚われてしまう、もの。
思えば、男の人を意識したなんて、生まれて始めてだったんだろう。
大昔、あたしの名前はちょっと変わっていることと加えて、新聞やらなんかに、名前が出る機会がちょくちょくあった。
あとは、いろんな舞台で他人さまの目に触れる機会があって、近隣の町中のほとんどがあたしを知っていた、とは
当時の同級生の話である。
あたしの方は、そんなには知らない。興味もない。忙しかった、だけだ。
舞台の上なんて、スポットライトがまぶしくて客席はほとんど見えないし。
そんな次第で、ありました。
想像している方が、楽しかったのではないかな?と、考えましたけど。
いちお、謎解き、書いてみました。
なぁんだ、つまんない、拍子抜けしちゃった、て、言われるだろうけども。
花だなんだと噂になっている当の本人は、案外「地味~~~」に暮らしている、もんだと思います。
まぁ、そんなもんだ。
ということで、一月になると思い出すことを、以前書いた。
中学から高校に上がった頃のこと、だった。
ちょうど1年前のこと。
それのレスに、状況が見えてこない、というコメントがついたっけ。
顔を知らないのに、憧れを抱くという状況が解らない、と。
今の時代なら、そうなんだろうなぁ、と思う。
そして、都会の人には、おそらく想像もつかないのが当たり前なのだろうなぁ。
大昔は、携帯も無かった。
テレビはあったけど、今のように各部屋ごとについている、なんてことは無かった。
携帯が無いから、当然だが、連絡が付きづらい。
手紙やらはがきは、一般的な通信手段だった。
男子と女子は、話すことも少なかったし、手をつないで歩くなんて、とんでもない話だった。
今なら、電車の中でいちゃいちゃしているなんて、ありきたりの風景だけど、当時は
学校の帰り道に、並んで歩くだけでもその日のうちに町中の噂になったもんだ。
(今だって、男子と女子は、公衆の面前では疎遠なのが当たり前だよ、ここらでは。)
個人宛の手紙やはがきは、きわめて少なかった。
あたしは、小学校、中学校、高校、大学、すべて町が違う。
たいていは、小学校から中学校までは、同じ学区内で通ったものなんだが。
個人的な事情で、転校ではなく、越境入学したんだ。
もちろん、本人が希望したのでもなんでもない。
男名前の手紙やはがきなんて、本当に珍しいものなのに、ほとんどは幼なじみだったのだから。
そうでない(名前が分からない)人から、なんていったら、もうそれだけで「ドキドキ」したのだ。
ただ、あたしの場合は、ファンレターみたいなものはけっこう来ていた。
あたしは、もらった手紙には必ず返事を書きなさい、としつけられていたもので、最初は
賀状というものはめでたい物だから、出さなければ失礼なことこの上なし、と信じて返信していた。
写真がほしい(顔を知りたい)と思ったきっかけは、一言の添え書きだった。
去年の、あなたからの賀状、お年玉くじが当選しました、ありがとう!
今年もよろしく!!
そっか、当たったのか。それはよかった・・・でも、あなたは誰なの?
そんな単純なことだったが。
心というものは、不思議。
そのことを考え始めると、もう、ずっと囚われてしまう、もの。
思えば、男の人を意識したなんて、生まれて始めてだったんだろう。
大昔、あたしの名前はちょっと変わっていることと加えて、新聞やらなんかに、名前が出る機会がちょくちょくあった。
あとは、いろんな舞台で他人さまの目に触れる機会があって、近隣の町中のほとんどがあたしを知っていた、とは
当時の同級生の話である。
あたしの方は、そんなには知らない。興味もない。忙しかった、だけだ。
舞台の上なんて、スポットライトがまぶしくて客席はほとんど見えないし。
そんな次第で、ありました。
想像している方が、楽しかったのではないかな?と、考えましたけど。
いちお、謎解き、書いてみました。
なぁんだ、つまんない、拍子抜けしちゃった、て、言われるだろうけども。
花だなんだと噂になっている当の本人は、案外「地味~~~」に暮らしている、もんだと思います。
まぁ、そんなもんだ。
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