日々是迷走中

まったく同じ名前のブログがあるけど、gooのがあたしの。
自称永遠の八歳。
ただし他称、宇宙人。

あなたは、何でできている?(亡母が教えてくれたこと)

2016-12-19 01:39:27 | 思い出
昨日の夜中。
ブログアクセスランキング(ランダム)ってのの一位をクリックしようとしました。
なんと、クリックした瞬間順位が変化して、見たことも無いサイトに吹っ飛びました。

そこは、大悪口大会の真っ最中でした。
記事の内容はもちろん、レス記事も「誰がどうだ」「かれがこうだ」の羅列なのです。

なんか、途中で気分が悪くなり、閉じてしまいましたが、どうにも気持ちがおさまらなくて
しばらく、やさしいサイトを眺めて、気持ちを落ち着けました。

その、気持ちを落ち着けている間に、思い出したこと。



大昔。
あたしが、まだ小学生だったころ、母親が、言いました。

ものを覚えたりするときにはね、頭の中に、「覚えようとするもの」が通る道ができるんだよ。
最初は、畑の中の草ぼうぼうの中に、あなたが踏みしめたように、小さくて細い足跡が残るの。
何回も同じ道を通ると、だんだん、しっかりした道ができてくるんだよ。
ほったらかしておくと、せっかく出来た道も、もとの草ぼうぼうに、すぐ戻ってしまうよ。

何回も繰り返しているとね、道は消えなくなるの。
そのうちに、回数を重ねると、自転車で行くようになり、車で走るようになり、しまいには
(高速道路みたいな)太くて頑丈な道ができるんだ。
載せてる車も、軽自動車から普通、大型、しまいにはトラックみたいに育っていってね、
同じ情報をたくさん載せてすごいスピードで走れるように、なるのよ。
だから、頭の中の欲しい情報に、すぐにたどり着くことができるようになるんだよ^^

何回も、何回も、繰り返し学びなさい。
最初は面白くなくても、大変でも、繰り返すうちに、軽々とできるように、きっと、なるんだから。
太い道は、誰でもない、自分でつくるものなんだよ。


心が考えることも、同じなんだよ。
美しいものを何回も何回も見ていれば、心への道は、素晴らしい道路になる。
世の中の美しいことに敏感になって、そのアンテナが太くなる。
嫌なことを探して見ていれば、嫌なことへのアンテナが太くなって、嫌なこと以外は見えなくなっちゃうの。
だから、ね、きれいなものを見て、美しい音を聞いて、やさしい人と会いなさい。
いいことも、悪いことも、きれいなものも汚いものも、見てはいけない、ってことは、ないよ。
だって、その総てで、世の中はできているものだから。
どっちもを見て、初めて、どちらがすきなのか、を自分で選べるし、正しいとか悪いとかも、わかってくるんだから。
片方だけでは、見えてこないよ。

そして。

人には、心があるんだから、そして、心は顔つきに出るんだから。そこは、気をつけて。
顔立ちは、生まれながらに親から先祖から与えられたもの。
でも、顔つきは、自分の思いがあふれて出てくる、そういうものなんだよ。
雰囲気、っていうの。
よその人に出会って、なんかいやな顔してる、と思うこと、あるでしょ?
反対に、なんか惹かれる、って人も、いる。
美人は得だ、って言うけど、そこは美人不美人関係なしに、そういうもんなんだ。
心は心を呼ぶんだよ。
同じことを考えてる人たちは、自然と集まってくる。
それはね、長い長い時間をかけて、自分が自身でその方向に成長した、しるしなんだよ。
あなたが求めて得たもので、あなたはできていくんだよ。

死ぬまでずっと、嫌なことだけ見たい人は、そういうことだけ探せばいい。
ただ、お母さんはね、あなたには、別のものを探してほしいわね。


内容的にはそういうことだったが、それこそ、ながいこと、何回も教えてもらった。
耳に立派なタコが住み着く、くらいには。



あたしは今、何でできているんだろう?
と、ふと、思った。

あ。
猫のご飯と、トイレ掃除だわさ・・・・・(T△T)なんか、ショーーーック!

いやいやいや、うんPばかりでないぞ、本体のもふもふが、居るではないかっ!!
しかも、たっくさん♪
元気出せ、>自分。
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17 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
首輪のない猫さん、こんばんは^^ (otikomi)
2016-12-24 01:30:45
宇宙人!?(^▽^;)>゛アハハハハ
最初に聞いたのは、たぶん、まだ保育園児の頃、ですね。
いろんなことを、子どもにもわかるように、と教えてくれてたんです。
それだけ書いても、ブログが一個できあがる、くらいに。
まぁ、なんぼヒマだったんだか、って(←テレですよ^^;;)。
本当に、子育てに一生懸命な人でしたね。それで身体を壊して入院してしまったくらい。
哲学、そうですね、あたし、悪口で「あんたは哲学者だからね~」って言われるくらい、には、哲学が好きです(;´▽`lllA``)バレタ?
悪口で言われる場合は、そのうしろに「役にも立たないことばっかり!」と、つきます(-_-;)トホホホ・・・・
母は、「どうやったら理解させることができるか?」の実験をしていた、ようにも感じましたよ。
でも、こんなだから、友達、なかなか出来ませんでしたね~(;´▽`lllA``)あの人、理屈っぽい、とか言われて。
でも、出来た友達は、生涯をかけて、仲良しですし、仲良しでした(過去形の方々は、もう鬼籍に入ってます)。
母のせいかどうかは解りませんが、あたしは、産湯のときからの記憶がありますよ^^
でも、幼い頃の記憶はね、年に何回か、のことなのね。覚えているのは。
かわりに、最近は、すぐ忘れるのよ。昨日の晩御飯って、なんだっけ?とか(;・∀・)ドウシタモノヤラ・・・
そう考えると、人間って、うまくできてるわ、ね~♪(←いいのか?それで)
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お母さまの愛情 (首輪のない猫)
2016-12-24 01:00:20
otikomi さん 今晩は
何度も 何度も読ませていただきました
あまりに素敵で なんだかとっても嬉しくて 心温まりました(#^.^#)
お母さま otikomi さんのことを可愛くて とても愛していたんですね
こんな風に言ってもらえるなんてすごい==

小学生のotikomi さんがお母さまから哲学のような教えをいただいて
それに答えていたotikomi さんってやっぱり宇宙人!? かなニャ(=^・^=)

素敵なお話をありがとうございました! 感動です
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和田けゐさん、こんばんは^^ (otikomi)
2016-12-22 00:31:09
これ幸い、ですか^^;
ま、「しょうもない」の中身は、似てるかもしれないけど、全員が違うもの、だという前提、ですけど、ね^^
でも、誰でもが思うし、感じると思うんですよね、あー、しょうもな、って。
いや、絶対違う、誰も「しょうもない」なんて考えることは無いはずだ!と、おっしゃる方に、まだ会ったことがありませんもので、ね(^▽^;)>゛
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ありがとうございます (和田ヶゐ)
2016-12-21 06:33:42
そういってもらえるだけでこれ幸いです(@_@)
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和田けゐさん、こんばんは^^ (otikomi)
2016-12-21 01:46:44
ありがとうございます^^
最初の目的通り、でぶアメショさんとこに行ってたら、母の言葉なんか忘れてた、罰当たり娘でした(^▽^;)>゛
しょうもない、のはあたしの方で。

和田けゐさんのブログ、好きですよ、頭の中、しょうもないものでいっぱいだったとしても、響くものがあるのですから。
そして、たいていの人の頭の中は、しょうもないものだらけだ、と、あたしは思いますし、それでいいのではないですかね?(^▽^;)チガウカナ?
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Pokoさん、こんばんは^^ (otikomi)
2016-12-21 01:38:56
過分なお言葉を、ありがとうございます^^
ほめられすぎて、きっと、亡母もテレまくっていることでしょう(;´▽`lllA``)

いろんな言葉を残してくれましたが、まだ、全部消化しきれてないのです。。。(-_-;)
いつの日にか、母を追い越したい。その思いはまだ消えませんが、なかなか追いつけません。
でも、頑張ります^^
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tappeさん、こんばんは^^ (otikomi)
2016-12-21 01:34:12
あたしは、ただ「覚えている」だけで、まだ実行しつくしてるわけでもないので、発展途上ということで、ひとつ、どうか<(_ _*)>

何かで読んだことがあるのですが、大昔(石器時代とか)から、女は群れて、悪口を言い合うもの、なのだそうです。
そして、男は、そういう女を本能的に嫌う生き物、なんだ、とか。
だから、「愛のカケラも無い」というお言葉に、なるほどなぁ、って(^▽^;)>゛
でも、今回、あそこに飛ばなかったら、母の言葉を忘れてましたから、偶然に感謝です^^
何も無かったら、ずっとだらだらぶつくさ、してましたから^^;;
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もっち@師匠、こんばんは^^ (otikomi)
2016-12-21 01:26:15
お母様、うちの小さい叔母に似ています、たぶん。
なんでもできて、とっても世話好きで、そして、真剣に他人のために尽くしてあげる。そういう人。
だけど、言ってました、同じようなこと。
でも、あたしは娘でなくて姪だから、少し冷静になれたのだろうと思うのですが、
いつだったか、尋ねたことがあるんです、子どものころ(当時は叔母はまだ結婚してなかったので、一緒に暮らしてました)
「おかえしって、するもの、なのね。」って。
そうしたら、苦笑いしながら、言ってましたよ。
『違うんだよ、いろんなこと、やってあげること、ってね、やってるとき、本当に楽しいの。
それで、いいんだよ、そこは判ってる。
だけど、いっつもこっちが頑張ってるのに、相手の人から粗末にされたり悪口言われたりするとさ、
なんだか、ばかばかしいなぁ、損したなぁ、って、つい思っちゃう、っていうか。
ま、グチなのかな、それか、ぼやきよ、ぼやき。^^;』
そういうこと、だったのかもしれませんよ^^;

でも、もっち@師匠が真剣に考えたり、言葉を選んだりしている姿勢、とても好きです、あたしは。
目つきが悪いかどうか、までは判りませんけれど、いろんな心遣いやなんかが、端々に感じ取れるので、
いつも、師匠と呼ばせていただいてます( ´艸`)ソウイウコトデス♪
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鳶助さん、こんばんは^^ (otikomi)
2016-12-21 01:13:57
そうなのよね、人数が集まって騒ぎ出すと、どんどん暴走してしまうというか、加減がわからなくなるというか
より過激になっても理性が吹っ飛ぶというか、で、怖いと思うよね。
ひとりひとりは、そこまでひどくは無いと思うのよ、個人でお会いしたら、たぶん、とても素敵な方々なんだと思うの。
あたしはね、あのような暴走した場を見ると、いつも、犬や猫の喧嘩を思うのよ。。。。
大勢居るところで、何かのきっかけで喧嘩が始まると、そばにいたみんなが、一斉に騒ぎ出して、手がつけられなくなっちゃうのよ。
もう、興奮してしまって、だれかれかまわず噛み付いたり転げまわったり、飼い主までにも噛み付く始末で危険この上ない。
理性って、そこには存在しなくなっちゃうんだろうなぁ、と。
たぶん、子どものいじめなんかも、同じだと思うよ。
あのね、こっちの方では、ヤマセで飢饉が起きたとき、山の蛇とかカエルとかも食べたんだって。
そのときにね、お米とか大根とか野菜とか野草とか、なんでも入れて、鍋に一緒に蛇や蛙を入れて煮て食べたそうだけど。
水から入れると、煮られるけど、煮え立ったとこに入れると、暴れて逃げられる、って>蛇&蛙に。
なんかさぁ。
最初は水、なんだよね、暴走自体も、きっと。
そんな気がしてるよ。(-_-;)
いつの日にか冷静になったら、自己嫌悪、ひどいんだろうなぁと思うと、気の毒でならん。。。
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猫まんまさん、こんばんは^^ (otikomi)
2016-12-21 01:03:59
お返事が遅くなって、ごめんなさい。
はい、素敵な母親だった、と思います^^

・・・教わってる最中はしっかり聞きましたが、内心ちょっと煩いなぁ、と、思ってた罰当たり娘でしたが(;・∀・)アワワワ
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皆様、こんばんは^^ (otikomi)
2016-12-20 03:34:24
たくさんのコメントを、ありがとうございます。
亡母の話を思い出して、しゃかりきに仕事してたら、こんな時間になってしまいました(;´▽`lllA``)
お返事コメントは、明日にさせてください。
本当に、ごめんなさい<(_ _*)>
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不意打ちで (和田ヶゐ)
2016-12-19 21:47:27
いい話を聞きました(@_@)

俺の頭の中は賞もないもので一杯です。反省
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Unknown (Poko)
2016-12-19 14:39:29
素敵なお母様に感動しました。
かけがえのない心の財産を残してくれましたね。
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すばらしい (tappe)
2016-12-19 13:18:00
お母さん、そしてそれを心にとどめている、これまたすばらしいotikomiさん。
ネットで何かを探しているとき、非難の応酬だけが延々と続くサイトを見ることがあります。非難には愛のかけらもない、よくもここまでひねくれられると思ってしまいます。
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本当の意味での自立 (もっち@)
2016-12-19 09:51:53
はじめは言われてる意味がわからなくても
成長するにつれて“あぁこういうことなんだ”ってわかるお母様のことばですねぇ。

ウチの母とは正反対のお母様だなぁ。
ワタシがこれだけして『あげた』のに
あの人は何も返してくれない
それが口癖のような人ですから。

ワタシは母のようにはなりたくなくて
自分が嫌だなと思う人や思うことには最初から近づかない
人の悪口には絶対に参加しない
人の言うことには惑わされない
そういう生き方をしてきたのである意味協調性のない
人間なんだろうなとは思いますが
やはりマイナスな言葉を聞くより温かい言葉や
感謝の言葉の方が気持ちがいいし
自分としても言葉にすることで実際に起こってもいいことしか
口にしたくないと日頃から思っています。

頑固で偏屈で目つきも悪いかもしれませんが
こんな自分をワタシは嫌いではありません (´▽`*)アハハ
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お母さんは、偉大だねー♪ (鳶助)
2016-12-19 06:48:07
人間だから、悪口だって、嫌味だって、言わないわけじゃあないけどさー、大会みたいになると如何なもんかと思うことあるよ。
そうそう、色々と顔つきに出るよね~
結構、意地悪された方だからさー、先生はじめ、クラスメイト、仕事の人とか、そういう人って独特の目つき顔つきしてたよ。
自分は、ああなりたくはないよ~
とは思ってるけど、どんなだかは、自分じゃわからん ……
otikomi さんは、最初、生徒さんの為に、猫を飼いはじめたんでしょ?
だったら、それもある意味の道でいいんじゃん?
たくさんの猫ちゃんが、幸せにしてもらってんだからさー♪
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Unknown (猫まんま)
2016-12-19 06:37:09
お母さんが言ってたこと よくわかります。素敵な母さんですね。
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