日々是迷走中

まったく同じ名前のブログがあるけど、gooのがあたしの。
自称永遠の八歳。
ただし他称、宇宙人。

ちいちゃんに だぁれも知らないここだけのは・な・し

2024-02-14 10:20:03 | 思い出
さっき、少し加筆修正して「完成」にするのを間違えて「下書き」でアップしたら、記事が行方不明になってました。
ごめん。(冷や汗)


こないだ会ったとき、高校時代のこと、もう遠くなっちまった、って言ってたよね。
まぁ、病院の待合室で、いきなり○十年前、って、出て来ないのが普通だと思うのだけれど。

笑えること、少なかった、って?
そっか、だから、いつも苦虫かみつぶしたような顔してたのか(←失礼な!)
いつも集団から一歩退いてて、ニヒルなヤツだと、思ってたんだよ。
じつは。キミが知らない「今だから笑える話」を、あたしは持っているのだぞ。
ガン仲間のよしみで、分けてあげよう。

あれは高校二年だったっけ?の、おはなし。
  もう、昔すぎて、記憶がかすれてる。
一年の時に同じ下宿だったKくんとこに、下宿のおばさんからの伝言をたのまれて、出向いたよ。
少しだけ坂を登った先に、新しい下宿があった。
昔の下宿って、ふすまで仕切られてるだけで、ほとんど大家さんと家族状態で暮らしてたんだよね。
なつかし。
んで、せっかく出向いたのに、彼は部活中だとかで、戻ってなくて。
男の部屋って、布団、敷きっぱなし。
なんか、お父さんの部屋の臭いがした。

お父さんっ子だったあたしは、懐かしくて、こっそり、その布団の上に寝っ転がったんだよね。初告白。

静かだった。
窓の外から、小鳥の鳴き声がしていた。

しらないうちに、うとうと、しちゃったようだ。
 ガラッ!!
と、ふすまが開いて。
寝ぼけながらうっすら目を開けたら、坊主頭の子が、ぴしゃん!と、ふすまを閉めた。

はっ!と、起き上がり。

  しまった、Kくんのこと、自分の布団に女が寝てると思って驚かせてしまったんだ!!

(昔の高校生は、純情が服を着てる、ようだったんですよ、信じられないだろうけど、本当です。)
勝手に他人の布団で寝てたら、犯罪もの、だよな、と、深く反省し。
階段上がってくる音、聞こえなかった。。。
さっと(実際はもそもそ)起き上がり、手ぐしで髪の毛をなでながら、そぉっとふすまを開け。
うつむいて座ってる男の子の背中に、あやまった。

 ごめん。もう、しないから。

ふっと顔を上げ、斜めにこちらを見た男の子は、Kくんではなかった!
同じ野球部の、Sくんだった。

  ぎゃーーーーーーっ!!(←心の声です。)

驚いたったら、ないの。
焦って、走って帰ったけど、落ち着いてみたら、あれって、なんだったの?
Sくんは、あたしの「ごめん」を、どう受け取ったのだろう??
あたしは、どうすればよかったのかな。
いくら考えても、耳まで熱くなるだけで、答えが出なかった。
結局頼まれた用事はスルーしちゃったし。役立たずだったな、大昔のあたし。

いろいろおそろしくて、卒業後の同級会とかで何度も何度も会っているのだが、いまだに尋ねることができてない。

もう一回り(六十年)ちかく経ってるんだから時効だと思うので、思い切って聞いてみたいけれど。
きっと、相手はそんなことなんかすっかり忘れてるだろうな、とも。

もはや、あたし一人が懐かしいだけの、昔話です。
我ながら、若かった、というより、バカだった、という、実話。
ばっかでぇ~~~、って、おもいっきり、笑ってください。
げえらげえら笑うと、病気はどっかへ、飛んでっちまうそうですよ^^

はやく、治ってね。
元気になったら、またクラス会、しよう。
ね~~~。

もし良かったら、おたがい名前を知ってる程度の女子から、いきなり「ごめん」て言われたとき
男の子は何をどう考えるのか、教えて欲しいぞ。




2 コメント

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Unknown (ケイエス)
2024-02-16 09:39:45
ひゃ~:)
甘酸っぱい青春の香りが漂ってますよ💗
長い時を経ても、面白かったこととか印象に残ってる出来事って、いつまでも色あせないですよね。
返信する
ケイエスさん、おはようございます^^ (otikomi)
2024-02-17 08:37:16
返事遅くなってごめん^^;;ちょっと熱上がっちゃった。久々、9度出たわ。
たぶん誤嚥性肺炎のはしり、もう治まったから、だいじょうぶ。慣れてる♪

甘酸っぱくないのよw 夢を壊すような発言で、ごめん^^;;
ひたすら、酸っぱいだけ、なのだな、これ系(まだまだ、売るほどある失態)。
あたしは女子の友達が、というより、友達って意味が、イマイチわかんない「ボケっち」で、ね(冷や汗)。
自分では一生懸命だったけど、傍から見たら、好き勝手放題、だったらしいんだ。
たとえば。
学校にいく途中でカナヘビ見かけたら、巣穴から出てくるまで
地べたに貼り付いて、じーっと待ってる、子どもだった。
当然遅刻するよね。叱られるよね。でも、うつむいてると蟻が歩いてるから、じーーーっと見てるよね。
先生気づいて、また叱るよね。みたいな。
授業中に小鳥が飛んでるから、外を見てた。先生からにらまれるよね。
わざと問題当てるよね。さっさと答えて、先生怒って、家に言いつけに来るよね。
親、師範学校出てるから、そこらの新米に負けない。(昔は見習いから教師になる人が多かった)
やりにくい子どもだった、みたいだな。。。。(←他人事)
そういう積み重ねなのに、テストは全科目百点だったから、先生からひいきされてるんだ、って、言われたよね。
ハンチケ(のけもの)にされた。でも、ヤギやウサギや鶏飼ってたから、飽きずに暮らせた。
だけど、女心や男心ってものは、興味なくて、どんな風情なのか、よく知らなくて。
とんちんかんなことばっかり、あったようだよ。
皮肉言われたって、意味が通じてないから「?」って顔で、にやけてる(彼らが言うに)だけだったので
図太い、とか、怖い人、とか言われて、遠巻きにされてたみたい。
こういうとき、普通の女の子は、仲良しに相談したりして、ちゃんと意味が分かって、どうにかするみたいだけど。
というか、そもそも、あたしみたいなドジは、やらんみたいだ(冷や汗)
自分的に意味不明のことは、何度も繰り返し考えてたから、いつまでも覚えてるだけ。
納得すると、ちゃんと忘れるから(コラコラ・・・)
最近ちょっとオトナに、なってきてるかな?な、八歳児(ネット限定)。うふ♪
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