日々是迷走中

まったく同じ名前のブログがあるけど、gooのがあたしの。
自称永遠の八歳。
ただし他称、宇宙人。

まぁ、驚くほどいろいろとあった、のですが

2018-07-16 00:39:29 | 
あまりにもひどい出来事が重なりすぎて、記事にする気持ちになれなかったの。
被災、罹災された方々、どうか一日も早く、日常を取り戻せますように。
亡くなられた方々、その関係者の方々、お悔やみ申し上げます。




一番最近の事情で、ひとつ。
三日ばかり、ぽーぽーが入院してまして、ね。

ちっちが、出なくなったのです。
前日まで、普通に食べて出してたのに、いきなり飲まず食わず出さず、という。
焦って連れてったら、カテーテルで無事に出していただけ、そのまま様子見ということで入院しまして。

15日に退院、は良かったのですが、食事が変わったのと投薬の都合とで、一人だけ別の部屋に入れました。

くりりんと同じ。
はい、ケージに入れたとたんに、扉を閉めようとしてる隙を、脱兎のごとく逃げだし、どこぞに潜んでしまいまして。
くりりん同様、甘えん坊の憶病もの、だった、という^^;;
いや、あたしだって、それなりには素早いんですよ?(←多少は見栄張ってますが^^;;)
ぽーぽーが、考えられないほど身体能力が高い、だけで。
入院させたときは、おとなしく抱っこされて、キャリーケースにも入ってくれて。
油断しましたね。
回復したら、もう、そんなもんじゃない、っての、うっかり忘れました。不覚。

まぁ、くりりんのこともありましたので、落ち着いたら出てくるだろう、と高をくくった。
掃除洗濯子守りに昼寝の付添、ゴミだしその他もろもろ、仕事は途切れずありますし。

夜になって、部屋を見に行ったら、気配が無い。
おや、頑張るねぇ。

と、退出しようとして、ふと目に入った、ぽーちゃんの毛。

んんんっ???
壁と、古い木製の書棚との、ものすごく狭い隙間に、みっっっちり、と、はまってる、ぽーぽー。
手でまさぐってみましたが、身動きが取れないもよう。
あたしの手、上か下にしか入らない。
ちっち、してます、そのままのかっこうで。

 あー、出たんだね、よかった~~。。。。って、違う!!!まずい!!!!!

なんとかぽーを引っ張り出そうとしたけど、ぴくりとも動かせない。本猫も、どうにもできず、固まってる。

書棚の中には、古い書類とかいろんなものが、入ったまんま。
おじいちゃんの、だったのです。

二時間かかって、ひとつひとつ、棚の中身を出しました。
一個一個確認なんぞ、してられないから、次から次へと空き箱に放り込む、だけ。
軽くなった(というけど、本体自体、軽く見積もっても60キロくらいはありますし)書棚を、足と腰も使って、同じく木製の机の方向へ押しに押した。
下手に押して、斜めに曲がったら、ぽーぽーを押しつぶす。真剣勝負。汗、だらだら。
手より足の方が強い。これ、常識。(←こうやって、自分に声掛けし、我と我が身を鼓舞していますのですよ)

5センチ、動きました。
ぽー、やっと首を動かして、あたしを見ました。
さっきまでの「切羽詰まった顔」でなく、穏やかな顔でした。
楽になれたんだね、よかった。。。。

ほっとしたら、変な汗がいっぱい噴出しました。緊張、してたんだな、自分。


で。
首根っこを摑まえて、曲芸もどきにこねくって、背中から出すように逆さにして、ようよう引っ張り出しました。

出たとたん、ぽーぽーったら、特大級のシャーー!!をかまして、また逃げましたよ。


自分から見えてなければ、相手からも見えてないと信じてる、猫。


  いいよいいよ、もう、あんな小さな隙間は無いし。
  そのまま朝を迎えたら死んでた、なんてことは、無いはずだから、好きにしてなさいね。

と、安堵した。
おもえば一年前の15日に、蜂蜜色のはちが旅立ったんだったなぁ。
きっと、あのときぽーのおちりの毛が目に入ったの、ってさ、はちが教えてくれたんでないかなぁ、と。
そんな気がしましたですよ。

だって。
引き戸を開けた、その二枚の扉の向こう隙間に、居たんだよ?

普通、そんなとこ、見ないでしょ?6~8センチの扉の、数ミリの隙間、なんて。
ねっ?

ぽー、よかったね^^

それに、ね。
おじいちゃまの棚を整理したおかげで、亡母の形見のカメラ、見つけたんだよね。
水害で無くしたとばかり思ってました。
懐かしい懐かしい、フィルムカメラ。

あたしの物心ついた時からずっと、母の手に抱えられてた、黒い箱型のカメラ。
そっか。
母が亡くなったあと、おじいちゃまがしまっておいててくれたのね。

いろんなことが重なって、切なかったり辛かったり、してても。
こうして、時折、ぽこっとうれしいこと、ってのも、あるんだね。


ありがたいことです。


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