日々是迷走中

まったく同じ名前のブログがあるけど、gooのがあたしの。
自称永遠の八歳。
ただし他称、宇宙人。

こんなところに!

2018-04-14 16:56:24 | 
パソコン部屋の、たった一匹だけ去勢手術に行けないでいる、うーの。
もともと、かくれんぼが好きなんですけども。

しばらく姿を見なくていて。
とうとう丸三日になって、心配になってきまして。

探しました。
探索の間に、落とされたプリンターやら、落とされた古いパソコンやらも見つけたりとかで。
あら、こんなのあったっけ、懐かしいわねぇ。
なんだとかかんだとか、まぁ時間のかかること。

昔の応接セットとか、もう誰も座らない大型ソファーとか、・・・・うーーーむ。
まぁ、人数は減っても物は残ってるもんだわねぇ、とあきれたりしながら。

居なくなった人たちの面影をしのんだり。。。。


なんと。
物置の一番奥に片づけてあったオルガン。手前のテーブルで見えてなかった。
その中に、いましたよ、うーの。

懐かしさに、つい手で踏んで空気を入れて、ちょっと音を出したら、うーのは飛び出してきた^^;;
そういえば、救急車に乗った人が「中で聞くサイレンはうるさい!」とか言ってたけど、あれかな?





オルガンは大昔はたいそう高価なものだったです。
母の兄弟、大伯父がまだ中学生(現在なら高校生?)だった頃。
小学校の先生になりたくて、高等師範を目指してた。
オルガンの試験があるとかで、でも、オルガンなんて言う高価なものは、家には無くて。
障子紙に鍵盤を描いて、それを月明かりの縁側で一生懸命ひくかっこうをして何時間も練習してたそうです。
毎晩、それは続いていた、そうですよ。

何か月かして。
その当時、もう師範学校を出て教師をしていた母の姉と、その師範学校の先生だったもっと大きい姉とがたまたま休みで帰省して。
そんな弟の姿を目にして。親に尋ねたら、そういうことで。
こそこそ、頭をくっつけて相談して。
二人でお金を出し合って、オルガンを買ってくれたんですって。

その師範の先生だった大きい姉は、その後、受け持ちの生徒の見舞いに行って腸チフスをうつされ、死んでしまいました。
あたしが生まれるずっと前、です。
大ばあちゃまは、自分の死んだ娘のことを、口にしませんでした。
でも、墓参りの時、お地蔵様によく手を合わせてました。
大伯母は、こそっと耳打ちしてくれた。
嫁に行かないで亡くなると、お地蔵様になるんだよ、って。
わけもわからず、ひどく悲しく見えた大ばあちゃまのことを、ふいに思い出しました。

なんと、とりとめもないことよ。

オルガンの音は、知らない世界への扉を持っているようです。


とりあえず、うーののわけわからんストライキは終わったようですよ。
いろんなこと、思い出させてくれて、ありがとね。
次は、うーの、さわらせてほしい、な^^;;

2 コメント

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いてよかったよー (ノД`)・゜・。 (鳶助)
2018-04-16 01:42:25
3日の間、ご飯はどうしてたの?
寒くなかったのかねー??
ま、発見出来て、よかった♪

昔は、結核でもチフスでも移り易かったんだよねー
お姉さんは、お気の毒に (T_T)
生徒思いのお姉さんは、お地蔵さんになって、みんなを救ってるねー♪
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鳶助さん、こんばんは~^^ (otikomi)
2018-04-17 01:31:29
ほんとほんと、居てくれて、良かったよ~~~^^;;
最初に見つけた時に、ピクリとも動かなくて。
テーブルの棚の間から、ちらっと見えてるだけ、だったのね。
踏み板の合間から、毛色が覗けてて、一分くらい、じーーーーっと見つめてたんだけど。
とうとう、細長い棒を持ってきて、つついてみたら、のぞ、っと動いて。
良かった~~~!!って、マジ泣けて^^;;死んでたらどうしようとか、頭の中ぐるぐるしてたから。
で、棚板の隙間から筋が伸びるくらい手を伸ばして、手で踏み込んで、今度は上から、ぶぉーー、って音を出した^^
そしたら、びよーん、って、走り出て。あ、元気だ~、って。(乱暴だなぁ)
もう、昨夜からは、部屋のテーブルの下でだけど、ご飯を待っててくれてる。
あたしの居ない間に、こそこそご飯を食べてたんだろうと思うけど、残してあるとマダラが全部食べちゃうから。
ほっそいうんPがあったのは、きっとうーののだと思う。
何が気に入らなかったのか?
実は、隠れる前の日、『うーのも、手術受けてくれたら嬉しいのに。』って話しかけてた。
もしか、意味が通じたのか?どえりゃーこっちゃ^^;;(大汗)

そうだよね、昔は、すごく流行ったんだって、そして、たくさんの人が亡くなった時があったみたい。
そのとき、オルガンを買ってもらった弟(大伯父)も、姉からうつっちゃって、死にかけたそうだよ。
回復してから、長く寝ていたから膝がまったく曲がらなくなって、治すのに大変だったって聞いたよ。
そうよねぇ、きっと、子どもたちをずっと見守ってくれてると思う。
お地蔵さんを拝んでいる大ばあちゃまの背中、奇妙にちっさかったよ。。。。
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