日々是迷走中

まったく同じ名前のブログがあるけど、gooのがあたしの。
自称永遠の八歳。
ただし他称、宇宙人。

過去からのエール!?

2019-10-07 05:23:38 | 日常
しばらく前、公園で偶然に出会った女性から声をかけられて。

『○○さん、ですよね?』

・・・・??なんだ?←心の声。(たぶん、ものすっごく不審顔?)


新手の詐欺かと一瞬緊張した(笑)が、違った。
以前、大学の同郷会の会長をなさってらした方(K先生)の娘さん、だった。

そういえば、最近、特に震災後、お姿を拝見していないなぁ、と思っていたら。
元会長さんは、八年前に亡くなられたのだったそうで。
知らずに、大変失礼をいたしました、とご挨拶など交わして別れたのだったが。

その後何回か、買い物の出先で、とか、偶然にお目にかかることが続いて。
なりゆきで携帯番号の交換なんか、したりして。

今日、あ、もう昨日のことになってますが、連絡をいただきまして。
電話の最中に来訪者があって中断してたら、午後にまた電話をいただいて。
・・・・なつっこい方だなぁ。。。。

あたし自身は、女性とのおしゃべりは、(ものすごく)苦手です。
でも、お話ししているうちに、その方の亡くなったお母様(K先生)のこと、いろいろ、思い出してきました。

自分自身が封印してきた過去の苦しみや悲しみ、そのときの、いろんなこと。
もう40年も前でしょうか。
苦しくてやりきれなくて、何もかもが嫌で、とぼとぼと歩いていたら、K先生と、それこそ偶然に出会って。

先生は、笑顔で『どうした?』
あたしが顔を上げて先生を見たら、にっこりなさって『どしたどした!お茶でも飲んでいきなさいよ、うち、すぐそこだから!』

そのときは辞退して戻ったんだけど、ね。

あの、笑顔の『どした?どした^^』に、救われたんだよ、ね。
みんなが尖った目つきで、なのに、先生は、笑顔をくれた。
ずっと、ひとつところでぐるぐる悩んでどろどろになっていた自分が、ハッと一瞬我に返った瞬間、だった。
ありがたかった。

苦しいときは、たった一人でも良い、自分を受け止めてくれる存在があれば、人間、生きられる。
たぶん、受け止めてくれた本人に、その自覚が無かったとしても。

そのことを思い出した。
そして。
いつの日にか、自分も、誰かを助けられる存在になりたい、と、うっすら願ったことを、思い出した。



きっと。
まだ頑張れる。

そう、思った。

ありがとう。



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