ひょえぇぇぇぇ（Ф‐Ф；）

猫（ジジさん）の興味が、何かに向いている、ことは、その耳を見れば解る。
ひげも、目一杯ピンとしているし、耳を前方に向けて、何かと一生懸命遊んでいる風だ。
たとえるなら、ジジさんの体中から「集中！」と聞こえるみたいな。
わたしの布団の上で、ぴょんこ、ぴょんこ、はね回って楽しそうな様子。

テレビで、キタキツネの映像を見たことがあったが、あんな感じだったなぁ、とか。
巣穴に潜ったネズミやウサギ、モグラなどを捕らえようと頑張ってるのだが、どこか
遊んでいる風にも見える、両手で「はっし！」と押さえては放し、また押さえにかかる、という、あれ。

でも、この子の場合に限ってでも、いつか見たことのある光景だな。。。。蛙。。。？？

何回か脱走した経験のあるジジさん。
確か夏の頃に、庭で蛙と遊んでいたときに。。。。でも、今は秋口、これから寒くなるから
蛙なんかは居ないだろうし。。。ん？これから「寒く」なる？

も・も・もしかして？？

わたしが気づいたと同時に、ジジさんは、遊んでいた「もの」を咥えて、ぽーんと跳ね上げました。

あっ！！！！見えた！！

駆け寄って、勢いよく走り込んだあたしに一瞬ジジさんが気を取られた瞬間を逃さず
ゴミ袋を布団にかぶせて、下のモノを布団ごとひっくり返し、袋の底に落とすのに成功！！

寒くなってくると、うっかり開けたままの戸口から、ネズミが侵入するのです。
おそるおそる覗いたら、袋の底で、気絶した子ネズミ、体長１０センチばかり（しっぽは入れないで）。
幸いにも、まだ無傷の模様。はぁ、良かった。内蔵ぐちゃぐちゃなんかだったら。。。
いや、考えまい。悪い想像は、しないに限る。
今の現実を喜ぼう。（喜べるなら。。。（´へ｀）ねぇ。）

ジジさんは、急に消えたネズミを探して、何回もしつこく、まだ鼻を寄せて「くんかくんか」しています。
そのうちに、仲間のネズミも捕まえるかもしれない。

っていうかぁ。ネズミ一匹に、新品のゴミ袋？もったいな・・・。。。もごもご。
それよりか、ネズミと遊んだ、あたしの布団。。。。
もっと詳しく言うと、上に載せたり、潜らせたりしていた、あたしのフリースのジャケット。。。（Ｔ▽Ｔ）
だから、散らかしておくんじゃない、って言ったでしょっ！と、どこかから亡母の声がしたような。
即刻洗濯機に放り込んだけど、なんとなく。。。。もにゃもにゃ。。。。

まっ、ネズミはしっぽのあるハムスターと一緒だし。（←すでに現実逃避）

それにしても。
二階の１７匹はさておいて、あたしの部屋にも５匹の猫が居るのにさ。
大胆なネズミさんだわ～～（；・∀・）負けそう。