こんにちは ヘルパーの池田です
今月も研修の時期です
今月は『認知症ケアについて』です
毎月悩むところなんですが、「机上での読み合わせ」にはならないように
「少しでも多く吸収して持って帰ってもらいたい」と模索しています
さて今月はどうしたものか🤔
前半は去年の認知症ケアまでに行った基本的なところ
後半は、ヘルパーさんたちに『宿題』として「認知症ケアで困った経験」をひとつ考えてきてもらいました
ヘルパー経験の長い人·短い人
週のお仕事時間
所持資格
みんな違います
·訪問したら家に居ないことが多い…
·物の置き場所が変わった!泥棒が入った!と訴えられる
·(病気により)幻覚が見えるという話しに、肯定する?否定したほうがいい?
「あーそれは困るねぇ」「ウンウン」「そういうことあるよねぇ」状況は違えど、同じような経験がある人もちらほら
みんな共通の解決方法なんてありません
出身や育った環境·生活歴·性格·経済状況など、まっっったく同じ人なんて居ません
その「困った」には、その人がこれまで生きてきた中で、何か関係してきたものが多く含まれていると思っています
例えば、夕方になると「帰る!」と落ち着かない方は、家族が帰ってくるから食事の支度しないといけないと思っているけど、上手く伝えられなくて怒る…等
『この不穏は多分アレかな?』と気づくには、その人の生活歴を知る事が必要だと思っています
時代は移ろい、女性=専業主婦ではなく、お仕事を持っていた方も結構いらっしゃるように思うので、上記の例も、もう古いと言われてしまうかもしれません😓
今回の研修を終えて、ヘルパーさんの報告書を見ると、『自分の体験がお題(宿題)で、とてもよく理解することができたので、この先も活かしていきたい』と嬉しい言葉が!
この先も時々はこんな感じの研修スタイルで、少しでも役立てて貰えるような内容を考えていきたいと思います