大阪芸大ジャーナリズム研究会

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キャンパスをぐるり3キロお散歩 ジャナ研新歓企画「学内ハイキング」

2024-05-10 21:00:00 | 活動紹介

5月10日、大阪芸大ジャーナリズム研究会が新歓企画「学内ハイキング」を行いました。参加者は、新緑の森を感じ、お地蔵さんの祠(ほこら)を眺めながら、西は31号館から東は芸術劇場まで、キャンパス内のおよそ3キロを歩きました。<取材班>

(人工芝グラウンド横を歩く「学内ハイキング」参加者たち 2024年5月10日 17時45分)
5月10日は晴天のもと、4限終わりにキッチンカー横の20号館ピロティに集合。新入部員と共にジャナ研メンバーは「学内ハイキング」に出発しました。
 
今回は、学内の取材ポイントを確かめる研修も兼ねていて、まずは天の川通りを通ってドレミの広場へ。
噴水横では、「ここにくると『単位を落とす』って都市伝説知ってる?」、「そんなあほな」など、わいわい言いながら歩いて行きました。
 
3号館と2号館の境目を確認して、取材でお世話になる音楽学科合同研究室(合研)と演奏学科合研の場所をチェック。
2号館を通り抜けたら芸術情報センターへ。
「僕はほぼ毎日、ここの図書館に来る」という部員に、一同「へー」と感心しきり。
11号館前の芸バスロータリーを抜けると、建築家・妹島和世先生が設計した30号館(アートサイエンス学科棟)。ゆで卵を輪切りにしてずらして重ねたようなユニークな外観です。
さらに西に進んで、31号館。キャンパス最西端から、はるか西方に傾いた黄金色の太陽を拝みました。
 
こんどは新緑の木陰が涼しい通称「裏坂」を東に引き返し、新文化クラブハウス、自治会棟、文連棟を横目に、坂を上ります。
「マムシに注意」の森を見ながら、登り切ったら、そこはバラ園。美術系の学生たちがスケッチをしていました。見上げると、少し見ない間に、桜木が葉の緑を増していました。
 
そして、階段を上がって人工芝グラウンドへ。こちらも、取材でお世話になる体育会クラブハウスにご挨拶していると、静謐(せいひつ)の中にシュパっと鋭い音が。
弓道場からの矢の音に、ひんやり張り詰めた空気を感じました。
 
舞台芸術学科のある芸術劇場棟から駐輪場を抜けると、大学の敷地に接するように、お地蔵さんの祠が北を向いて立っています。だれが何を祈ったのか、お花が備えられていました。
 
9号館横から南側に出ると、撮影所とデザイン学科棟の間に忽然と33号館(キャラクター造形学科棟)が現れました。
西洋のお城を模した三角屋根を味わったあとは、総合体育館ギャラリーで展示を見て、出発点に戻ったのでした。
 
参加した一年生からは「授業で使う教室以外は立ち寄ったことがなかったので、大学施設を知ることができてためになった」という声が聞かれました。二年生の部員は「一年間大学に通っていたけど、気が付かなかったことがいろいろあった。建物の構造やデザインを知るいい機会になった」と話していました。
 
 3キロ近くを歩いて、ちょっとお腹が空いた一行は、このあと喜志駅ちかくで「ご飯会」。焼肉に舌鼓を打つころには、夜も更けていったのでした。