高校時代、古文の時間に、
「徒然草」の原文を読んだ。
当時は、わけもわからないくせに、
参考書のマネをして、
「悟道的人生享楽主義」だ、
などとほざいて、
国語教師の苦笑をかった。
ところで、
上田三四二には、
「徒然草」
「方丈記」
に関する著作がある。
自身、がん患者として
「死」と隣り合わせに住んでいた。
それだけに、叙述は、痛切な悲しみを帯びる。
病床にありながら、
読み
書く
姿が、目に浮かぶ。
66歳で逝去。
67歳になったわたしには、
そろそろ
「徒然草」
の感想を、率直に語ることも赦されるだろう。
少しずつ語りたい。
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