2019年6月6日、作家の田辺聖子さんが亡くなった。
91歳であった。
1928年大阪生まれ。
知人の医師、川野純夫さんと結婚。
後妻で、夫には4人の子どもがいた。
なぜか、すぐに離婚するという風評がながれ、
2か月で離婚、4か月で離婚、6か月で離婚、という説しかなかった。
が、2002年、川野さんが亡くなるまで添い遂げた。
小説「感傷旅行」で第50回芥川賞を受賞。
文化勲章も受賞した。
「カモカのおっちゃん」は、
夫との会話をもとに、おもしろおかしく書いたエッセイ集である。
……
王貞治さんが国民栄誉賞を受賞した時の小話。
おっちゃんと、国民栄誉賞の話をしていると、末広真樹子さんがきた。
「ねえねえ、こんな笑い話、知ってる?王選手が2本足だったらもっとはやく新記録を出してたろう……って」
おっちゃんと真樹子ちゃんは笑うが、私はどこがおかしいのか、頭が禿げるほど考えた末、
「王選手って、3本足だったっけ?」
と聞いたら、2人は声をそろえて、
「バカ、大きな声でなんちゅうこという!」
「こわいこわい、こんなこと言う人うっかり放送にだせない」
とさわいでいる。
「王は1本足やないの、あほちゃう」
と叱られ、アッそうか、何でも奇数とおぼえてたんだけど。
ほんとは私、よく野球を知らないんです。野球オンチからみると国民栄誉賞というのは、王サンにそぐわないんです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます