豊年祭。ミルクガナシ登場。

白保集落の豊年祭。ムラプーリン(村民への披露)が執り行われました。

まずは、旗頭登場。

電信柱ほどの高さの旗頭、持ち手にも力が入ります。

五風十雨。実り多きことを願って、自然を敬う言葉です。

旗頭四基登場の後、いよいよ、森羅万象の象徴、ミルクガナシ(弥勒菩薩)が登場します。

有り難い姿で会場内は神聖な空気が流れます。

ミルクガナシ、目の前通過。ありがたや、ありがたや、


今年は集落の司(神事を執り行う女性)が５０年振りに交代と言う節目、生まれ変わりの豊年祭でした。

今年の夏は豊年祭にも日程が合いました。有り難い事です。


さ、明日は８月。いよいよ、２０１４年も後半戦です。


では。




Paikaji

たわわなバナナでありんす。

庭には２羽、ニワトリはいませんが、バナナの木があります。メスの木ですから実が成ります。

毎年頑張って実ってくれます。

下の赤っぽいのがバナナの花を守っているカバーみたいなもんで、中にはバナナの赤ちゃんがぎっしり。

白っいのがバナナの赤ちゃん。先端が黄色いのがバナナの花になります。

栄養を結実した房に行き渡らせる為に、ある程度結実したら赤い房を切り落としてしまいます。

この木と別に２本も結実しています。

こちらは丸々してきました。

こちらはこれから。。


もちろん食べきれないので近所にお裾分けします。


ニチニチソウに擬態の名手ハナグモが潜んでいます。蜜を吸いに来た虫を捕まえます。

蝶々は赤外線視界飛行をします。花は蝶や虫に蜜を吸ってもらい受粉を依託します。大切なパートナーですから遠くからでもハッキリわかるように花の中心部は赤外線では濃い色になるような設計になっています。

私達が綺麗と思って見ている花の色彩とは別次元の色彩が昆虫の世界では広がっています。

自然に対する感覚は、人間だけが他の生物と違う視点で判断していることを私達は理解しなくてはならないのです。


さ、今晩は集落の豊年祭。滅多に日程が合いませんので今日は久し振りに祭を見てこようかと思います。


では。



Paikaji