先日、安芸の宮島に行って来た。世界文化遺産に登録され、平清盛が造らせた厳島神社で有名な島ですが、今回の目的は宮島最高峰の弥山(みせん)。
この島を真言密教の修験道場として開基したのは、かの弘法大師・空海。806年の事。
このブログを読んで頂いている方はピンと来たかと思いますが、先日お邪魔した尾道最古の神社仏閣の艮神社開基も806年。
空海も足を運んだであろう風水都市、そして石見銀山までのいずも道もここ尾道から延びています。
後に空海が開祖となる真言密教総本山となる高野山へ建設資金となるかなりの金銀が尾道から海路で向かっているはずだ。
ある意味、宮島から尾道までの海岸線は空海にとって重要な場所であったはずだ。。と、私なりに文献を読んで行き着いた推理。
弥山山頂までは修験者が登ったであろう山道は今回、時間が無かったのでロープウェイを山頂直下まで、そこから、山頂まで30分。。今日も筋肉痛な山道でした。
やっとの思いで到着、まずは弥山本堂を参拝。本尊は虚空蔵菩薩、脇侍には不動明王と毘沙門天。
堂内には平清盛の次男、宗盛が寄進した国宝の大梵鐘がドスンと置いてあります。
そして、有名な霊火堂。1200前、密教護摩焚き修法を行った際の残り火を絶やさず現在まで燃え続けています。
堂内煤で真っ黒。モウモウと煙が立ち込めていました。
山頂までは、この境内から10分ほど。風が涼しく気持ちの良い時間でしたが、山頂からの景色を撮り忘れ。
この場所は私のパワースポットと教えて頂いたので、近くに行ったら必ず行かなければと思っとりました。赤いラインが確か宮島を撫でているはず。
まあ、気分的に嬉しくなりますよ。。
尾道にいますが宮島弥山の話しでした、、
paikaji