オホーツクに想いを馳せながら。。

オホーツク文化は未だに謎多き時代に形成されています。縄文時代が終わり日本史では弥生時代に入るわけですが、北海道のオホーツク側は続縄文時代→擦文(さつもん)時代と言われる特異な文化圏になって行きます。


その時代、モヨロ人(オホーツク人)が気候環境厳しいオホーツク海側で広くその生活域を広めていたことが分かっています。


ある時代からそのモヨロ人の痕跡はオホーツク側から全く無くなります。未だに分からない民族なんです。でも確実に居たんです。


偉大な生活者だったんです。


自然と共に、海洋狩猟生活をしていたと想像するのが精一杯。


貯蔵、調理も当然するわけです。


縄文とは違う、擦文模様。


やがて、流氷が突然無くなるように忽然と消えるんです。。が、しかし、アイヌ文化前の時代ですから確実に生活様式、自然崇拝、儀礼はどこかで色濃く引き継がれているのは確実。それはアイヌ人が使っていた狩猟道具や土器の形を比較すれば一目瞭然。

モヨロ人の生きる知恵は知らず知らず、私達日本人のＤＮＡにも組み込まれているかもしれません。

そんな民族が５００年間、オホーツク海側に住んでいたんです。日本史で言うと、古墳時代から平安時代。。


オホーツクからいきなり東京の夜です。


コーンポタージュ。


若鶏のステーキ。


あのヒグマの足跡残る河原がふと頭を過ります。



今回、渾身の買い物。仕入れではありません。久しぶりの自分用。

ヒグマの爪、エゾジカの角のキレッキレのペーパーナイフ、エゾジカ角のリング。



オホーツク、これはかなり懐深いぞ。




では、皆様。





paikaji

網走市、道東探検終了～。

いやぁ～、非常に内容の濃い探検でした。


北海道はやはり、札幌、函館等のメガ観光地以外に行って初めて、北海道の意味が分かるんだ、と分かりました。

札幌、函館も素晴らしい所です、仕事で幾度もお邪魔して道がまっすぐだな、、とか、色々思う訳ですが、やはり、全くの別次元の奥深さが道東にはありました。

見所有りすぎで全て視察出来ず、、改めて、もう１度来てみたい土地となりました。お世話になった網走の皆様、知床、羅臼の皆様、またいつかお会いしましょう。



桜は見頃でして、美しい桜があちらこちらに咲いていました。


誰が付けたか、天に続く道。


良く見りゃあ、、あらま、果てしなく真っ直ぐな道が。。


遊覧船で知床半島見学。


滝が幾つもありました。絶景です。


知床横断道路で羅臼に向かいました。

知床峠に差し掛かる頃には雪。。そして濃霧。時速３０キロでノロノロと。午前中は通行止め、私達が行く頃に時限開通。１５時半にまた横断道路に戻って来ないと通行止めになるとの事で、、

さ、何か食べようと北の国からのロケが行われた食堂へ。


雰囲気ありますね。テーマソングがず～っと、流れてました。

北海道に来て、イクラとウニを食べて居なかったので、ウニイクラ丼を。


結局、戻りは横断道路は辞めて、国後島が見えるハズの海岸線を走り斜里町に向かう別ルートで網走に戻りました。

が、天気は雨、国後島どころではありません。憧れの羅臼町滞在は何とたったの１時間半、私は郵便局行って入金確認するくらいの用事しかなく、私達は早々に羅臼を後にしました。


殆ど、車で移動している強行軍、おおよそ楽しい探検では無く、修行のような行程。


まぁ、そんな感じでしたが、唯一、レジャー的なイベントは１つありました。


乗馬体験。白樺の林を抜けて湿原を巡るメルヘンチックなコース。楽しかった。インストラクターのＫ氏の笑ける話を聞きながら、もう働きたくないんだよ、大変なんだよ、の自虐的レクチャーは最高でさした。

繁忙期はアルバイトの学生にインストラクターをさせるらしいのですが、私はもし仮にまた行くならＫ氏氏名だわ。



で、やっとこさ、網走に戻り、皆で食事。宿近くの焼き肉屋さんへ。

網走流氷ビール。水色です。


せっかくだので、網走牛。

確かにうまかったけど、、

でも、

１番うまかったのは１番安い生ラム。やっぱりラムですよ、飽きずに美味しい。


宿には温泉ありましたが私は１回だけ入っただけ、、疲れて気力がありませんでした。。


で、本日、羽田に向かいます。

行きはガラガラで他人事ながら心配しましたが、羽田行きは満席！良かった～。


地上スタッフが横断幕で見送ってくれました。


ヘンテコな雲を見ながら、、


羽田空港無事到着。すぐに仕入れ等で都内に入りまして、一息はアイスクリーム。



実に精力的に徹底的に動き回った３泊４日の道東探検でした。



さ、明日から仕事の打合せを各地でしながら６月からの後半戦に備えます。



では、皆様。





paikaji