サービスで朝食を出すビジネスホテルが増えています。言えば、ホテル側のサービスですが、欲しかった食材が無いだ、とか、やれ質素だとか口コミに書き込むたわけ者が居るかと思えば、フロントに文句を言いに行く不届き者もたまに散見します。
無料の物に対して、批判的な考え方はどこから出て来るのか不思議です。
次の人に少しでも残しておく、とか、そう言った思考回路が最近疎かな輩が目立つようになって来ました。
厳密に言えば、幾ら無料と言えども、その価格には無料と言われる幾らかの反映はされているので余りに酷ければ別ですけど、、
さて、私達が日常的に使っているインターネット上の情報はその無料の最たるものだと思います。私が大学生まで情報を得るには雑誌、新聞、図書館や講演会、教授に直接聞くとか、母や祖母に聞いたりと、必ず、人を媒介して得るしかありませんでした。
現在は生まれた瞬間から、スマホが目の前にあり、全く別の世界になってしまいました。
1つの事を調べると、関連したワードが出て来て、挙げ句の果てには自分の端末が私の嗜好を学習し、より早く知りたい情報にたどり着かせてくれます。これはさすがにスゴい!
私はインターネットのベビーユーザーでは無くて、必要な時に調べものをしますが、皆さんご存知のウィキペディアは広告収入で運営されているのでは無く寄附金で運営されています。
世界の誰でも編纂者になれる人類史上最もオープンな辞典と言えます。
ウィキペディアの情報の精度は別として、色々な事の入り口としては素晴らしい辞典ですよね、利用した方は多いはずです。
そのウィキペディアは定期的に寄付をユーザーに呼び掛けます。
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私は毎月、寄付をしています。それは好奇心を無料で満たしてくれているウィキペディアに対しての敬意です。大した金額では無いのですがこれからもウィキペディアが存在している間は寄付を続けると決めています。
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さて、商売をしている側からすると、この無料ってのはなかなか大変なんです。無料だから価値の無いものを出してもダメなんです。これがキビシイのです。
ですから、広告費として考えるわけですが、、
来年のとある企画で無料でプレゼント出来るものは無いかと相談を受けて色々考えた結果、菩提樹のビーズをプレゼント、に落ち着きました。
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無料は一方通行で考えている企業は1つも無いと思います。きっと、いつか、自分の所に来てくれると未来に思いを馳せながら無料企画ってのはあるんです。
無料だからって、もっともっと!とか、根こそぎ!とかはちょっとみっともない光景ですよね。
道徳心に満ち溢れた無料の賢い利用をしたいものです。。
では、
paikaji