私感・雑感

平和、平穏。

安全、安心。

でもそれらを脅かすものは許さない。

上手に自分と向き合いたい

2017年09月23日 | 日記

僕はどちらかといえばよくキレるほうの人間だと自分自身では思う。
怒りのパニックでブチキレることがある。
キレた後、本当に……実に、大変嫌な気分になる。

感情に任せて、あるいは感情に溺れてしまうことが度々ある。
一般的には、怒りでパニクって……というパターンが多いように感じたりするが、僕の場合は、キレたり怒りでパニクるだけではないと思っている。

悲しさのあまり涙が止まらない。
感動で涙が止まらない。
あまりの嬉しさに、喜びに、自分自身で折り合いがつけられない。
おかしすぎて爆笑が止まらない。
……といった感じで、何かのきっかけでスイッチが入ってしまうと、全く自分自身をコントロールできなくなってしまうのだ。
あ、これは毎日毎日ではないが、おそらく他の方々と比較したらかなり頻繁に僕自身には起こっている現象だろう、と推察する。

精神的に安定していると自分で思っているときでも、職場でパニックを起こして怒りまくったこと数回。

若干不安定なときは、もっと脆弱になる。

冬場、これは僕にとってはやや苦手な季節だ。体調面では寒さには強いほうだから、寧ろ夏よりも過しやすいのだが、どうも精神面では、親しい方々や身内の命日などが重なっていることもあり、若干……不安定な時期だ。

今年の2月、やはり少々不安定だったので多少心配はしていたが、沖縄の「いま」をドキュメンタリーの映画にした「標的の村」を観た。

案の定……涙が止まらなかった。
沖縄で起こっていること、基地付近の方々の苦しみや怒り、オスプレイ来るなと叫ぶ人々に対する当局や警察の非道な振る舞い……
そしてそれらに対して、現地応援に飛んで行けない自分自身……
米軍航空機が夜間訓練で着陸する際に目印となるのが人々の暮らす住宅に灯る明かり。それがこの映画のタイトルの由縁とのこと。

そのほぼ1週間後、堀川ひとみさんのライブに行った。彼女は関東在住の歌手で、発達障害をオープンにされているかただ。僕はここ数年、何度か関西に来られたときには大抵ライブなどには行っている。
実はこのときも不安定さは変わらずだったので、少し心配をしていた。

予感は命中してしまった。

当日は、複数のグループがライブの出演者となる形式の、たいばんライブ。
彼女の出番は2番目だった。

最初のバンドの演奏の最中、やはり僕は不安定だったのだろう、僕自身が大分しんどかったのか、はたまた少し余分な気を遣い過ぎたのか、若干……国会でいえば「緊急動議」に該当することをしてしまった。

次に堀川ひとみさんの演奏中、1曲目が……あまりに自分自身の思いと重なり過ぎて、色々なことが思い出されたことも相俟って……大粒の涙が、幾筋も、幾筋も、両頬を伝って……落ちた。

最後のバンドは、これはまたコミカルバンドとご自身ではおっしゃっていたが、誠にその通りで(笑)、急にまた爆笑したりと……。

このときもずっと不安定モードのままだったな、僕は。
始終落ち着かない様子でいた感じがしている。

……
日常生活で、喜怒哀楽の全てをゼロにして、全く心の動きを無くした人間になることは僕には到底不可能なことだと思う。
勿論ある程度は自分自身の感情とじっくり向き合うことは大切だろうとも思う。
しかしそれらは、飽くまでも、自分自身でコントロールできる範囲のものであればいい……そう、僕は思っている。
制御不可能で、自分自身でどうしたらいいのか分からないほどの、完全に自分自身のキャパシティを容易に超えるほどのものに対してはどうしたらよいのか、全く見当がつかない。

ならばそれらが起こる前にどうするか、あるいは何らかのストレスがあって感情が動くことも多いと僕自身は思うので、じゃあストレスをどう管理するのか、その辺りをもう少し学んでみたい、そう思う今日この頃。

因みにお仕事はまだまだ週3日だけど、面白いし、楽しく行っています!