悲しい、寂しい、空虚感、喪失感、こころにぽっかり大きな穴が空いた感じ……ううむ、何とも表現しがたいなあ。
2月まで元気に働いていた母、7月30日、満83歳で他界してしまった。
人としてこの世に生を受けた以上、いつかは親との別れの日が来るということ、それを頭では分かってはいたが、実際に母と死別すると……こんなに辛いものだとは予想しなかった。
2月末から5カ月の入院生活だった。
入院中から、ものすごく悲しくて辛くてさみしくて、泣いてばかりいた……母はまだ生きているのにあたかも死んでしまったかのような錯覚も起こしていた。
コロナで殆ど面会ができなかったが、まだ母の入院中は、コロナが収まれば会えるという希望……ってものがあった。
現に7月に入ってから週1回10分という制限はあったものの、数回は会えた。
会うたびに衰えていくのを見るのは、これもまた辛かったが……。
また、転院時や転院後の通院時など、これも数回だが会って話ができた……。
しかし残念ながら今は会えない。
もっとこれ言っておけばよかった、あれ言わなかったらよかった、あのこと聞いておくべきだった……と、思うことはあるのだが、まあ、仕方がないというか、遅いというか……。
この世でできなかった分の親孝行、あの世でうんとしてあげたい。
でもその前に、この世を生きる人たちに尽くすことも必要なんじゃないかなあ、とも思ったりしてる。
しかし今は落ち込みが激し過ぎて力が湧いてこないのが残念ながら私の現実。
……いつになるのかは、つまり、何年先か、何十年先か……分からないが、自分自身の肉体が滅びたとき、つまり私自身が世を去ったら、母や父に会えるのだろうか。
ううむ、全く謎だ。
親がまだ生きているときは、自分の上の世代が存命ということなんだが、母も父も他界、となると、つまり自分自身が直接、死という海と繋がる、そう身近な人はおっしゃったが、まさにそれを実感……したりする。
しかしこうも考えられるような……
つまり、宇宙空間なんてすごく大きなもので、その中の我々の存在なんて小さな粉末よりもっと小さくて、あるいは、時間の流れなんて何百億年もその数倍数十倍数無量大数どころじゃない倍続くわけで、その中の我々の人生の長さなんて一瞬の一瞬でしかないわけで……
つまり大きなものの中に還っていったのだ、という解釈もあったり。だから私もいずれはその中に還っていくのだ、ということか。
32年前の父のときと違って、今は色々なサイトなどで悲しみからの脱却を願う人向けの文章なども閲覧することができる。
父のときは、未だ大学生だったが、バイトやらサークルやら自治会その他で多忙だったので、色々と気を紛らわすことも可能だったのかも知れない。
でも今は、昨年秋に鬱で退職後、コロナでそれがひどくなったところへ母の入院ときたから……結構打撃は大きく感じる。
まあしかし、人間って誰でも回復力って持ってるはずだから、いつかきっと立ち直れると……そう思っている。
読んでいてしんどくなったらごめんなさいね。
2月まで元気に働いていた母、7月30日、満83歳で他界してしまった。
人としてこの世に生を受けた以上、いつかは親との別れの日が来るということ、それを頭では分かってはいたが、実際に母と死別すると……こんなに辛いものだとは予想しなかった。
2月末から5カ月の入院生活だった。
入院中から、ものすごく悲しくて辛くてさみしくて、泣いてばかりいた……母はまだ生きているのにあたかも死んでしまったかのような錯覚も起こしていた。
コロナで殆ど面会ができなかったが、まだ母の入院中は、コロナが収まれば会えるという希望……ってものがあった。
現に7月に入ってから週1回10分という制限はあったものの、数回は会えた。
会うたびに衰えていくのを見るのは、これもまた辛かったが……。
また、転院時や転院後の通院時など、これも数回だが会って話ができた……。
しかし残念ながら今は会えない。
もっとこれ言っておけばよかった、あれ言わなかったらよかった、あのこと聞いておくべきだった……と、思うことはあるのだが、まあ、仕方がないというか、遅いというか……。
この世でできなかった分の親孝行、あの世でうんとしてあげたい。
でもその前に、この世を生きる人たちに尽くすことも必要なんじゃないかなあ、とも思ったりしてる。
しかし今は落ち込みが激し過ぎて力が湧いてこないのが残念ながら私の現実。
……いつになるのかは、つまり、何年先か、何十年先か……分からないが、自分自身の肉体が滅びたとき、つまり私自身が世を去ったら、母や父に会えるのだろうか。
ううむ、全く謎だ。
親がまだ生きているときは、自分の上の世代が存命ということなんだが、母も父も他界、となると、つまり自分自身が直接、死という海と繋がる、そう身近な人はおっしゃったが、まさにそれを実感……したりする。
しかしこうも考えられるような……
つまり、宇宙空間なんてすごく大きなもので、その中の我々の存在なんて小さな粉末よりもっと小さくて、あるいは、時間の流れなんて何百億年もその数倍数十倍数無量大数どころじゃない倍続くわけで、その中の我々の人生の長さなんて一瞬の一瞬でしかないわけで……
つまり大きなものの中に還っていったのだ、という解釈もあったり。だから私もいずれはその中に還っていくのだ、ということか。
32年前の父のときと違って、今は色々なサイトなどで悲しみからの脱却を願う人向けの文章なども閲覧することができる。
父のときは、未だ大学生だったが、バイトやらサークルやら自治会その他で多忙だったので、色々と気を紛らわすことも可能だったのかも知れない。
でも今は、昨年秋に鬱で退職後、コロナでそれがひどくなったところへ母の入院ときたから……結構打撃は大きく感じる。
まあしかし、人間って誰でも回復力って持ってるはずだから、いつかきっと立ち直れると……そう思っている。
読んでいてしんどくなったらごめんなさいね。