実は明日、愛知県のコロナ大規模接種会場である名古屋空港特設会場へ行くことになってます。95歳になる母が接種を望んだためです。私自身は宗教?の(うそですが・・・)関係でワクチンを受ける予定はありません。ただその信念を母親に押し付ける必要はないから本人の希望通りにすることにしました。
今回のコロナ騒動はワクチンの接種が広まらない限り終わりそうもないので、なるべく早く接種が進めばいいと思う反面、得体の知れないワクチンを広めることに大きな不安も感じています。まあ、最初から落としどころが決まっていることなのだから、私がどうすることもできない。まあ、なるようになるとしか言えないな。ワクチンをうつのも打たないのも自由なんだから、私は打たないリスクを負うことにする。
さて、ずっと歴史捏造の歴史を勉強しています。一か月ほど毎日本を読んでいる、と言っても時間もないし、仕事で疲れているのでそれほど長時間できるものでもない。ただ、中国の歴史、もっぱら史記なのですが、これがすべてオリエントの歴史の翻訳であるという話で、細かいことはともかくとして、調べてみると意外に比較は単純で、大まかなところはすぐに納得できてしまう。もちろん単純じゃない部分もあるし、比較が困難な部分は多々ある。しかし、頭脳明晰な歴史学者たちがこれらに気が付かないはずはないし、逆にあまりにも明白なため今さら誰も言い出さないというのが現実なのじゃないかとも思う。そう、今さらそれを明らかにしたところで誰も得をしないし、失うものが多すぎるから「嘘はうそのまま置いておこう」としているのではないだろうか。ただ私も大好きな中国の古代史の歴史物語がインチキとなるとあの「関羽と劉邦」とか「三国志」は一体何なんだよー、ってことですよね。
ことはどうあれ私は歴史捏造を知らんふりするわけにはいかない。何よりもオリエント史と聖書の食い違う理由が、ひょっとすると中国史とオリエント史の比較であぶりだされるかもしれない。また、オリエント史を中国史に翻訳するテクニックと同じことが日本史や朝鮮史にも使われていることは当然で、手法さえわかれば、逆に日本史の構造もわかる可能性がある。また、良く分かっていないトロイ戦争が白村江の戦いのことだとわかると実際の戦いの真実が見えてくるかもしれない。
またその昔、木村鷹太郎氏の主張した邪馬台国エジプト説も現在では確信に変わりつつある。それは倭国自体がエジプトからギリシャへ移動し、その後スパルタ、中国の中原を経て日本へやってきたルートも納得できる。
鹿島昇氏によると春秋戦国時代の魯の国は北朝イスラエルであり、南朝ユダが宋の国に相当するという。アブラハムから魯の歴史「魯世家」を調べるとモーセは恵公弗湟にあたる。魯の歴史とヨセフ、ヤコブらのエジプト時代は良く対応する。しかし、モーゼの行ったとする出エジプトに当たる事件は起きていない。鹿島は旧約のその部分は創作で、司馬遷は創作された話は知らなかったのではないかと述べる。つまり、バビロン捕囚時代のユダヤ人がやがてバビロンを脱出し聖地に帰ることができるという先例を、つまり偽造したのだと。
さて、「歴史は西から・・」の一番のハイライトはヘブライ王国の時代設定で、一般的な年代ではなく約500年ほど古代へずらしている。このことによりソロモンに会いに来たシバの女王が実はエジプト女王ハトシェプストであることになると述べる。
このことで謎の多いアメンヘテプ2世の宗教革命がユダヤ一神教だったこともわかるのだ。これは紀元前16世紀のことである。
すると「ユダヤ人の起源」で指摘されているところの「メルエンプタハの碑文で示されたように、エジプト脱出が行われたとされる紀元前13世紀にはカナンは全能のファラオの支配下にあり、モーゼはエジプトから脱出はできないし、すでにカナンにはイスラエルと言う名前の小文化集団がいたことが分かっている」との記述と矛盾しなくなる。
エジプトで起きた宗教革命とユダヤ教のつながり、そしてモーゼとエジプト王との関係を旧約側は隠蔽したのか?
まあ、こんなちっぽけな真実のかけらを集めているので勉強はなかなか進まない。
また、何が面白いかわからないと思う人もいるかもしれないが、私にとってはまったくワクワクする作業なのです。
少しずつ発表したいと思っていますから待っててください。
参考資料 歴史捏造の歴史①(鹿島昇 新国民社)、歴史捏造の歴史②(鹿島昇 新国民社9
歴史は西から東へ(稲葉太郎 鳥影社) 史記解(鹿島昇 新国民社) ユダヤ人の起源(シュロモーサンド
ランダムハウス)
今回のコロナ騒動はワクチンの接種が広まらない限り終わりそうもないので、なるべく早く接種が進めばいいと思う反面、得体の知れないワクチンを広めることに大きな不安も感じています。まあ、最初から落としどころが決まっていることなのだから、私がどうすることもできない。まあ、なるようになるとしか言えないな。ワクチンをうつのも打たないのも自由なんだから、私は打たないリスクを負うことにする。
さて、ずっと歴史捏造の歴史を勉強しています。一か月ほど毎日本を読んでいる、と言っても時間もないし、仕事で疲れているのでそれほど長時間できるものでもない。ただ、中国の歴史、もっぱら史記なのですが、これがすべてオリエントの歴史の翻訳であるという話で、細かいことはともかくとして、調べてみると意外に比較は単純で、大まかなところはすぐに納得できてしまう。もちろん単純じゃない部分もあるし、比較が困難な部分は多々ある。しかし、頭脳明晰な歴史学者たちがこれらに気が付かないはずはないし、逆にあまりにも明白なため今さら誰も言い出さないというのが現実なのじゃないかとも思う。そう、今さらそれを明らかにしたところで誰も得をしないし、失うものが多すぎるから「嘘はうそのまま置いておこう」としているのではないだろうか。ただ私も大好きな中国の古代史の歴史物語がインチキとなるとあの「関羽と劉邦」とか「三国志」は一体何なんだよー、ってことですよね。
ことはどうあれ私は歴史捏造を知らんふりするわけにはいかない。何よりもオリエント史と聖書の食い違う理由が、ひょっとすると中国史とオリエント史の比較であぶりだされるかもしれない。また、オリエント史を中国史に翻訳するテクニックと同じことが日本史や朝鮮史にも使われていることは当然で、手法さえわかれば、逆に日本史の構造もわかる可能性がある。また、良く分かっていないトロイ戦争が白村江の戦いのことだとわかると実際の戦いの真実が見えてくるかもしれない。
またその昔、木村鷹太郎氏の主張した邪馬台国エジプト説も現在では確信に変わりつつある。それは倭国自体がエジプトからギリシャへ移動し、その後スパルタ、中国の中原を経て日本へやってきたルートも納得できる。
鹿島昇氏によると春秋戦国時代の魯の国は北朝イスラエルであり、南朝ユダが宋の国に相当するという。アブラハムから魯の歴史「魯世家」を調べるとモーセは恵公弗湟にあたる。魯の歴史とヨセフ、ヤコブらのエジプト時代は良く対応する。しかし、モーゼの行ったとする出エジプトに当たる事件は起きていない。鹿島は旧約のその部分は創作で、司馬遷は創作された話は知らなかったのではないかと述べる。つまり、バビロン捕囚時代のユダヤ人がやがてバビロンを脱出し聖地に帰ることができるという先例を、つまり偽造したのだと。
さて、「歴史は西から・・」の一番のハイライトはヘブライ王国の時代設定で、一般的な年代ではなく約500年ほど古代へずらしている。このことによりソロモンに会いに来たシバの女王が実はエジプト女王ハトシェプストであることになると述べる。
このことで謎の多いアメンヘテプ2世の宗教革命がユダヤ一神教だったこともわかるのだ。これは紀元前16世紀のことである。
すると「ユダヤ人の起源」で指摘されているところの「メルエンプタハの碑文で示されたように、エジプト脱出が行われたとされる紀元前13世紀にはカナンは全能のファラオの支配下にあり、モーゼはエジプトから脱出はできないし、すでにカナンにはイスラエルと言う名前の小文化集団がいたことが分かっている」との記述と矛盾しなくなる。
エジプトで起きた宗教革命とユダヤ教のつながり、そしてモーゼとエジプト王との関係を旧約側は隠蔽したのか?
まあ、こんなちっぽけな真実のかけらを集めているので勉強はなかなか進まない。
また、何が面白いかわからないと思う人もいるかもしれないが、私にとってはまったくワクワクする作業なのです。
少しずつ発表したいと思っていますから待っててください。
参考資料 歴史捏造の歴史①(鹿島昇 新国民社)、歴史捏造の歴史②(鹿島昇 新国民社9
歴史は西から東へ(稲葉太郎 鳥影社) 史記解(鹿島昇 新国民社) ユダヤ人の起源(シュロモーサンド
ランダムハウス)