普通でいいのに

最近、つとに、ニュースもCMも、なんとか読み手聞き手受け手を怖がらせよう、不安にさせようとしてるのが感じられて、どうもいけません。正確に伝えてくれるだけでいいのに、余計な感情使わせる手法に疲れを覚えます。およしなさいってね。

普通にしてるつもりが、案外「振り回しにかかろうとしてる」ものや「道案内」しようとしてるものにあふれてて、余計だなあ、邪魔だなあと思う。業者が勝手に送りつけてくるメールの類いは特に苦しいね。印象悪くなるだけなのに。「本当のあなたに見合うものは今のままじゃない」五月蝿いよ。大丈夫なので放っておいてください、ってね。

一人芝居たんまり

このごろネットのニュース類のマッチポンプぶりが鼻についてくるようになった。自分たちだけで盛り上がり、盛り下がり、怒ったり笑ったりひっついたり離れたりしてる風でいて、周りの人には「誰よそれ？」でしかなく、思い入れに繋がらない。そんな記事が複数ある。全般に「思い入れに足る」人相のある人柄に出会えてない感じであります。

大事なことが、知りたいことが山盛りあるのに、メディアが一斉に機能してない。がっかりしているのです。

1958年ビキニ環礁で被爆された漁夫の方々

「被爆されて収入を失ったことに対して、なんの処遇もとらなかったことは事実らしい、その冷淡さに憤りを感じる」と、白洲次郎さんが書かれた本にある（「プリンシパルのない日本」まっぴら御免、より引用抜粋）。
お金は出すようになったけれど、どこか冷淡さってものは成長を感じられない。この独特の突き放した感じってなんだろう。