次回に何らかのモーションを起こされないうちに、居合わせないように身を遠ざけておく、そうした事前の積極的サボタージュをしておく、のは防衛意識。
ロシアは戦争を遂行してますけれど、国外に逃げ出しておくという「戦争以前の忌避」の人数はすでに国家運営の支障に至る規模に至ってる事実。戦争は賛成派と声を上げられない残留国民で意見が集約される図式にしやすくなったけれど、彼の国に憧れる人は阿呆だと思う。
日本が先の大戦でころりと戦争推進の世相を、戦争放棄と叫び直した時、落胆と欺瞞さに世間一斉のパラダイムシフトを体験しました。全く真逆の有り様へ、決まったんでさあ行こう!としました。力づくです。
正しかったこと、とされ標榜してた連中は向きも態度も変えられるカメレオンでした。正しさはこれくらいのものです。フィックスできないし、変わるのは前提です。なのに普通はどうとか、私は正しい、あなたは間違ってる、を論拠に堂々としてるのは滑稽そのものです。
論議で成否を・・以前の、参加しない、遠ざかっとくという積極的サボタージュは、ある意味クレバーです。残る存在は、ロシアのように主戦派と逃げれなかった志を表明しようのない存在かも知れません。逃げた、をそしりとするのは、いつも残った側の見立てです。逃げるまでの、事前の苛みはなかったかのような論法で、目先の回避をなじるのです。
ひどいんだもん。逃げるさ。
ひどくしたことを恥もせずよく言うわ。