戦場で、ドローンをめぐる新たな映像がとらえられた。映っているのは、ロシア側の兵士。
何かを伝えようとしている。ウクライナ側は、そこにドローンからあるものを落とす。「爆弾?」...と思い、地面に伏せるロシア兵。
しかしそこには、ウクライナ側からの「降伏しろ。ドローンについてこい」というメッセージが入っていた。「降伏したら殺される。それはできない」と、ためらうロシア兵。しかし、覚悟を決めて歩き出した。塹壕(ざんごう)の途絶えた危険な道を、腰を低くして進み、車両の近くでひと休み。そこへ、ロシア側が攻撃をしてきた。
あわててその場を離れた。しかしそのあとも、味方に狙われるロシア兵。しかし、ドローンの導きにいちるの望みをかけて、前へ前へと進み続けると、ウクライナ兵のいる場所へとたどり着いた。ロシア兵は、降伏している。降伏したロシア兵「ドローンが、わたしの命を救ってくれました」ドローンを駆使して、敵の兵士を捕虜にしたウクライナ軍。
一事が万事、ロシアだけが醜悪な戦争行為をしており、味方を撃つことに躊躇がない。降伏を看過せず、寝返るのと同じくらいの憎しみの念を以て、味方であるロシア人を背中から撃つ。ロシア側にだけに顕著な所作で、ウクライナ側にその気配はない。
なるほど、ロシア人が「信用をしない」理由はわかった。
ロシアでは信用することを許していないからだ。
ロシア人はロシア人を信じきれないし、ひいてはウクライナもそうなのではないかを信じやすくあるよう、ロシアに属してるうちにその刷り込みを真剣にねじ込まれてるのが解る秀逸な記事ではないか。
世界はロシアと違うんだよ。それだけでも信じれれば、いくらかロシア人が死なないで済む。