予定調和なやり口でない人が、個人的に正しく振る舞っても、予定調和だからこそ担えた調整部分をすっ飛ばすがゆえに、事態の混濁を招くばかりのことが結構増えた。
けれど、思えば予定調和で斉唱できてたうちのほうが疑わしく、いかがわしくもあった側面をはらんでたって意味では、この際その揉めようは必然なのかもしれないって空気も作り出す。
皆、自分は正しいと思ってるし、思いやりから出た所作が最善と信じるんだけど、結果それが重かったり、思い込みであることを免れずに、けっこうそうした邁進こそが動機であり原因であることが、傍目には見える。
ただ、当事者というのは「自分の正しさ」過ぎて、拠り所にするには脆弱なのだと見えてたほうが良かった。事態は悪く廻りはじめもするものだから。
ウクライナ軍、反攻で「ザポリージャ戦線」の一角を解放…2週で113平方キロ奪還
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230619-OYT1T50213/
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ニューススイート bit.ly/NEWSSUITE
ウクライナ側には戦略の意図と、複数の同時の連携を覚える点でロシアの数段上だ。
頭脳戦には見抜きと容赦のなさも垣間見え、攻勢優位の姿勢だが終始突破を探る慎重が同居できてる。
なにより道義的卑劣や苛みに任せる非道を感じない点がロシアと全然違う。
隠すべきは隠匿が叶い、虎視眈々というマグマのような憤怒は冷静さが優った統制に制御を覚える。
ロシアはロシアすぎて負けていくと思う。彼らに味方した連中もツケを将来にわたって払う。存続を妨げた連中だから憤怒は深く長い。